ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アカデミー賞発表!!

2011-02-28 20:29:39 | Weblog
アメリカのアカデミー賞が発表になった。

予想通り、「英国王のスピーチ」が作品賞、監督賞、脚本賞

主演男優賞と4部門で選ばれた。

「インセプション」も頑張ったが、作品賞は取れなかった。

「ソーシャルネットワーク」も残念だった。

外国映画賞はデンマークの作品で、珍しい。

早速、「英国王のスピーチは見に行かなくっちゃ」
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さんかく

2011-02-27 16:08:01 | 日本映画
さんかくとは三角関係のことか?

倦怠期の夫婦のもとへ妻の妹(中学生)が泊りがけで、訪ねてくる。

中学生といえど、もう大人だ。

だらしない夫は、妹のしぐさが気になり、二人の関係が盛り上がっていく。

で、妹が田舎に帰る日、はずみというかキスしてしまう。

それが忘れなくなり、夫は、毎日電話かけまくる、が、応答はない。

夫の態度がさらに冷たくなり、夫婦に亀裂が。

別居するが、妻は忘れられずストーカーをするように。

とまあ、こんな三角関係の話だが。

30代の監督が、その心の機微をうまく演出し、おもしろい物語になっている。

妹役が元AKB48の小野恵令奈で、何とも小悪魔。

妻に扮する田畑智子が、オカルト風なところもあり熱演。

ダメ男を高岡蒼甫が好演している。

配役の妙だ。

終わりもそれなりにまとまっており、結構な青春映画だ。
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クリントイーストウッドの新作「ヒアアフター」を見る。あなたは死後の世界に興味がありますか?

2011-02-25 19:43:57 | アメリカ映画
死後の世界は、現世の人間でもわかるのだろうか?

この映画は、三つの物語からなる。

トップシーンは、大津波。

例の東南アジア大地震だ。技術を使ったとはいえ大迫力のシーンだ。

ここで度肝を抜かれる。さすがイーストウッド。

そこで、海中に放り出され、救助された女性。彼女は死線をさまよった記憶が残る。

次いで、双子の少年、兄を交通事故で亡くし、母が麻薬中毒で、里親に預けられるが、兄が恋しく、霊能者を捜し歩く。

霊能力があるが、その技から逃れたく、新しい仕事を求める男。

三者三様の世界を描生きながら、死後の世界とかかわる。

最後は、三者が不思議なえにしでつながって、救われる。

最後まで飽きさせない話術に感服するが、

最初のシーン以外は、エピソードの積み重ねで、楽しくはない。

どこかに、死後の世界がつながってそうで、結局はわからない。

ただ、霊能者がかなり死者を言い当てるので、本当にそんなことがあるのだろうかと、いぶかしい。

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やさしい嘘と贈り物

2011-02-24 19:37:54 | アメリカ映画
結構な老人だ。スーパーで絵をかいたりして働いているが、

家では一人暮らし、さびしい毎日だ。

そんな、ある日、スーパーで彼を見かけたという婦人が彼を訪ねてくる。

初めは、断っているが、彼女の優しさに惹かれていく。

そして、二人はデート。恋を語り合うようになる。

男優の年齢が80に近いからそんな年齢なのだろう。

しわくちゃ爺さんだ。

それが恋をするなんて。

勿論、相手もおばあちゃんだ。

だから、若い人が見たら、年より臭い映画だ。

でも、とってもハートフルな映画だ。

それが、パーティーの日、

婦人が親しくしている男性がいて、これを元夫と勘違いして

なじる。怒りまくる。

老人のくせだ。

ただ、起きる前になぜか不思議な、映像が流れる。

まあ、これが種明かしだが。

よく作られた話だ。

謎解きは見てのお楽しみ。

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映画「ザ タウン」、犯罪映画の王道をゆく

2011-02-21 20:18:37 | アメリカ映画
冒頭の銀行強盗、鮮やかな手口で行われる。

そして映像は、動き回る迫力。

迫真の演技とカメラワークで見せる。

手際が鮮やかだ。

そして、その銀行の女支店長に、強盗団のボスが接近。

そして惚れてしまう。

クライム映画が、恋愛映画に。

一方彼らを追うFBI,地道な捜査で彼らを追い詰めていく。

ラストは、大リーグスタジアムの金を盗もうという壮大な計画。

そして、破たんする。

オーシャンズ11をほうふつとさせる、最近出色の犯罪映画だ。

ラストは、ちょっと甘すぎるが、でもそれが救いというもの??
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映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」を見る。サイパンで戦った日本人指揮官の物語

2011-02-16 19:50:41 | 日本映画
これは、アメリカ人の書いたドキュメントをもとに、米日合作の映画だ。

冒頭、英語のナレーションで始まりちょっと驚く。

物語は、サイパン島で、日本軍が敗れた後もジャングルで戦い抜いた日本兵軍団とその指揮官を描く。

日本の敗戦映画だから、もう、ゲリラ戦法しかない。(将校は自殺し、民間人も崖から飛び降り自殺した。悲惨な戦いだった)

そこを、知恵と団結で戦い抜く。それを指揮した男が絶対的に強いアメリカを翻弄する。

アメリカ軍は、彼をフォックスとよんだ。

随所に彼が、リーダーとして素晴らしい描写がある。

動ぜず、冷静に、戦争だから皆苛立っているのに沈着だ。

アメリカと日本の両側から描き、いわゆる戦争映画とちょっと趣を異にする。

最後、堂々と降伏する姿が圧巻だ。

何が何でも戦い抜くという兵士もいて、当時をほうふつとさせる。

唐沢寿明が、ちょっと変わったキャラで出て面白い。

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映画「GANTZ」、死後の世界から、現世の怪物を退治する予測不能の物語。アニメだから何でもあり!

2011-02-14 19:20:31 | 日本映画
評判なので見に行った。

でも、漫画の映画化なので若者向けか?

就活中の無気力男が、友人と一緒に、地下鉄のホームから落ちた人を助けようと線路上に降り地下鉄に轢かれる。

そして、死後の世界へ、そこはマンションの一室みたいだが、真ん中に黒くて丸い物体が。

で、その半死後の世界から地球上に戻って、悪者を退治する。

一応武器とかがあるから、戦士なのだが、まあ、要は仮面ライダーっぽい、正義の味方で悪をやっつける。

ただ、悪にキャラクターがあって、仏像、特に千手観音などユニークな戦いをする。

主人公に、二宮和也と松山ケンイチが出ているので、女性ファンが多いらしい。

これは、二部作の前篇なので、後篇が待たれる。


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映画「ヒーローショー」を見る

2011-02-13 17:19:25 | 日本映画
ちょっと人間関係が複雑で、その関係を確認してから再度見た。

DVDの特典だ。

二回目で、この映画の良さがわかってきた。

かなり丁寧に物語は作りこんであるが、一度目はそこが理解できてなくて

ただ、リンチまがいの暴行事件に目が行ってしまったていた。

たしかに、このリンチ、殺人にまで至るので、かなりきつい描写なのだが

この描写が、その後の主人公たちの生き様と関連してくるので、大切なのだ。

で、何とも煮え切らず、ずるずる事件に巻き込まれる主人公は

生きる目的すらあいまいな(これが現代若者のすがたかも)惰性で生きているような男だが、この事件により再生する。

一方、自衛隊上がりで、調理師の免許を取り、開業を考えている男が、

暴力ゆえの、取り返しのつかない惨劇につっこむ。

この二人の主人公をジャルジャルが演じ、素人の演出のうまい井筒監督に引き立ててもらっている。

暴力事件、それも面白アクションでないテーマと、

リアリティを求めたきわどい描写があり、きつい映画であることは確か。
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映画「白いリボン」 を見る

2011-02-11 16:00:09 | 映画
ちょっと難解な映画だ。

若い教師が見た第一次世界大戦前のドイツの小村の物語だ。

セリフが早くて長く、登場人物が多く、最初はどこがどうなっているのか

そのつながりにとまどう。

さらに、白黒映画で、それもカラーで撮って白黒にしているから

白っぽい画面での字幕が読みづらい。

もうこれだけで、お手上げだ。

たしかに、上から抑圧された人々のうっぷんがたまっていく様子が

理解できるが、さりとて、大騒ぎするわけではない。

無自覚の追従だ。

白いリボンに象徴される、抑圧。

ただ、事件が次々と起こる。怖い話だ。

医師が落馬、小作人の妻が死亡、畑が荒らされる、子供が拉致暴行される。

犯人が分からない(これは最後までわからない)。でも、推察はできる。

ナチスが現れる前のドイツ。何かを予感させられる。

教師の恋愛話がからんで、これが救いになっている。
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ゾンビランド

2011-02-07 16:45:30 | アメリカ映画
とうとう「ゾンビランド」がDVD化された。

さっそくレンタル。

ウイルスが蔓延し、ゾンビが増殖する中、

引きこもりの大学生が、ゾンビ対策ルールを守って生き延びた。

両親の住むオハイオへ向かううち、ヒッチハイクでガンマンと知り合い、

道中、詐欺師の美人姉妹とも同行する。

そして、途中、ゾンビと出くわしては退治しながら、姉妹が目指した遊園地へ。

ゾンビは、食いつかれたら大変だが、銃で撃ったりして、近づけなければ大丈夫だ。

血まみれの姿が、ちょっとショッキングだが、それほど、ホラーではないので、安心してみてられる。

ただ、遊園地では、多数のゾンビが一度に押し寄せるので見ものだ。

ロードムービー風な前半と、ハチャメチャな遊園地でのアクションで

楽しい映画に仕上がっている。

普通、ゾンビ映画は目をつむりそうな私でも、安心して見られる大衆映画だ。






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