ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「モーガン プロトタイプ L-9」、人間そっくりの人口生命体の反撃です。

2017-04-30 17:37:59 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

人口生命体が、5歳になり、質問中にいきなり質問者を襲った事件で、危機管理コンサルタントのリー・ウェザーズと心理評価の専門家シャピロ博士が現地に派遣される。

だが、シャピロ博士は、尋問中に殺されてしまう。

人口生命体モーガン。5歳になるまで、研究所のメンバーは育ててきた。

5歳でも、成人の体をしたモーガン。

研究所員たちは、わが子のように育ててきただけに、傷つけるに忍びない。

逆にコンサルタントを閉じ込めてしまう。

まあ、適度に、人口生命体の暴れるシーンが見られるが、それ以外は、淡々と話は進む。

そしてラスト。

謎が明かされるが、ほぼ予想通り。

ブロードランナーのリドリー・スコットが製作、監督は、彼の息子のルーク・スコット。

初回作としては、よくできている。

 

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「LION ライオン 25年目のただいま」、題名の意味が不明なのと、インド青年の話かと、敬遠していたが、どうしてなかなかいい映画!

2017-04-29 18:20:13 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

母子再会の感動映画好き ☆☆☆☆☆

最初敬遠していたが、評価の良さに改めて、鑑賞。

私の個人的嗜好で、ラストは涙いっぱいでした。

まず、インド。5年ほど前、友人の娘の結婚式出席のため、インド旅行と結婚式という得難い経験をしたおかげで、この映画が身近に感じられたこと。

たまたま、昨日紹介した「ピザ」という映画といい、インド人子役の演技のうまさに感服。

まだまだ貧しい田舎と、人であふれかえる都会。

ベンガル語と、ヒンディ語の、言葉ギャップ。

私自身英語に自信はなく、英語圏で過ごした言葉の不自由。

もう一つは、幼いころ、家族と離れて生活した経験。養母がよくしてくれても、そこは他人。

そして、幼いころ、流行した母物映画。

この映画は、実話であり、ラストには、実の母親と養育してくれた母親と歓談する姿が映し出されるが。

アカデミー賞は逃したが、日本人的には、こちらの方がしっくりくる。

ただ、養父母の大変さを見せるために自傷症の兄弟を描いたシーンは、つらい映像だ。

グーグルアースを使って、探し出すというのは、実話とはいえ現代風だ。

タイトルの意味が最後に明かされるのは、やられた感がある。

 

 

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インド映画「ピザ!」、新規開店のピザ屋のピザが食べたさに、子供たちが奮戦!

2017-04-28 19:35:25 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

ツタヤ先行レンタル。劇場未公開。

2014年インド国際映画祭の「Best Children’s Film」、「Best Child Artist」に輝いたインド映画。

貧しくも明るい兄弟。母親は、一人で育ててきた。

二人は、母親を助けて、石炭拾いの仕事をしていた。

ある日、近くの町にピザ屋がオープン。

初めて見る食材に惹かれた二人は、食べたいと思う。

しかしピザ一個の料金が、一か月分の稼ぎだ。

でも、がぜん子供たちは働き出し、知恵を働かせて、金を貯える。

おばあさんの作ってくれたピザ風な食べ物は、おいしいが、子供たちのあこがれのものとは違う。

そして、やっと手にしたお金を持ってピザ店に行くも、貧しいものには売らないと拒否される。

ただこの現場を撮影したシーンがネットにアップされ大騒動に。

今度は、逆に低姿勢の店側。

貧困と差別をうまく皮肉った作品。

いずれにせよ、子供たちの明るい姿に感動させられる。

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「パイロマニアック 炎の中の獣」、父が消防士、その跡を継ぐ若き男。だが、彼は

2017-04-28 17:12:45 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆★

ノルウェー映画。劇場未公開

トロント映画祭で絶賛! 衝撃の実話を完全実写化した極上の北欧サスペンスが日本上陸! との宣伝だが、

サスペンスの割に早くから、犯人が割れてしまっているので、むしろ、いつ捕まるかのサスペンス。

主人公の父親は消防士、その跡を継いで、消防士として働いている。

ただ、田舎、森林地帯故、家はまばらで、それぞれの家は小屋を持っている。

火災は、小屋で起こる。

だから、人命には、被害はない。

小屋といてっても、日本の普通の家屋みたいなもので、燃えると結構迫力がある。

警察の捜査で、徐々に犯人に近づきつつあり、サスペンス。

主人公は、一応、女の子と遊んだりするが、もう一つ盛り上がらない。

母親が、キーワードで、心理的に圧迫されている様子がわかる。

つまらなくはないが、特に惹かれるものもない。

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「バーニング・オーシャン」、2010年メキシコ湾沖で発生した石油事故を再現した映画!迫力満点!

2017-04-27 18:03:39 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

2010年、メキシコ湾沖約80kmにある石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”で海底油田から逆流してきた天然ガスの引火による大爆発事故が起こった。

本映画は、当時の関係者などから聞き取りをし、再現したものである。映画の終りに、彼ら実際に事故に遭った人々が登場する。

前半は、工事現場の電気技師の家庭から話が始まり、大変な現場に優秀な技術者が派遣されていたことがわかる。

工事の遅れが原因で、検査などを省略して工事が進められていくことに不安を抱かされるが、現場ではイケイケの感じが伝わってくる。

そして、突然泥水が噴出し、機械がガタガタ揺れ、爆発が起きる。

CGではなく、装置を組み立てて撮影しただけあった、臨場感は半端ない。

後半は、爆発に続く爆発、石油火災では、防ぎようもなく、避難の有様が描かれていく。

我先に助かろうとする上司たち、飛び降りるのが怖くて足がすくむ女子社員。

石油火災の恐ろしさが体感できる。

災害映画では、秀でた映画だ。

マーク・ウォールバーグが、電気技師で、落ち着いた行動で、事故に当たる。カート・ラッセル、ジョン・マルコビッチが脇を固める。



 

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「沈黙の激戦」、スティーブンセガールさん、活躍してます!

2017-04-26 19:34:32 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

セガール好き ☆☆☆

劇場スルーでDVD公開。

セガールさんの映画。次から次と公開されるも、なかなかヒットとはいきません。

本作では、結構活躍していますし、ちらっとですが、女性と関係も。

今回は、メキシコの麻薬カルテル、アラブのイスラム過激組織と、今風の悪の組織との対決です。

場所は、イスタンブール、FBIとかCIAとか、アメリカのそしきもちらほら。

結局、ミッションを受けて、着実に仕事をこなす、こわもてを演じてます。

FBIの美人捜査官、うまい具合に途中で拉致されますが、戦闘能力は発揮。

あと、中国系のドローン操縦名手を味方につけて、3人での対戦です。

ちょっと、話を入り組ませて、要はドンパチ。空手と拳銃。カーチェイスも。

強いセガールさんを見るのは、だれも拒みません。

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「シアター・プノンペン」、ポルポト時代の悲劇を描いたラブドラマです。

2017-04-26 16:48:12 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

ポルポトを背景にした映画なので、ややとっつきにくい映画ですが、

真摯な映画好き ☆☆☆☆

カンボジア初の女性監督作品。

若い男女のラブストーリーで幕を開けるが、場末の映画館で観た映画が、主人公ソボンの母親が主演したポルポト以前の作品。

ラブストーリーだが、なぜか最後の1巻が抜けている。

そこで、ソボンが演じることで最終巻を撮影する。

厳格な父親、やさしい映画館主。病に伏せた母親。

実は、母親をめぐっての恋の物語があった。

昔の恋と現代の恋。二つを描きながら、ポルポト時代の悲劇をあぶりだしている。

悲しい過去を持つ国の映画は、やはりなぜか悲しい。

この映画を見て、ポルポトの恐怖政治を思い起こすのも一興かも。

 

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「血闘」、清との闘いに敗れた隊長と副隊長、百姓出身の兵士の3人が、廃墟の旅館で繰り広げる密室劇!

2017-04-25 17:53:32 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

一部劇場公開後DVD化

17世紀、明と清が戦うさなか、朝鮮から清との戦に駆り出され敗北。

雪のさなか、這う這うの体でたどり着いた古びた旅館。

そこには、百姓出身の同じ朝鮮兵が先客としていた。

疑心暗鬼の3人が、繰り広げる密室劇。

徐々に明らかにされる隊長と副隊長の確執。

百姓兵は何とか、国へ帰りたいと。

全体に暗い雰囲気で進行する中、回想シーンは明るい。

だが、そこにはドロドロした野望と政治の駆け引きが。

演者たちも、頑張っているし、そこそこの出来なのだが、

いかんせん、暗い、取り立てたアクションシーンもない。

2011年製作の映画が、いまやっと公開。

「セブンデイズ」のパク・ヒスン、「母なる証明」のチン・グ、「高地戦」のコ・チャンソクが共演。

 

 

 

 

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「ガール・オン・ザ・トレイン」、酩酊女の妄想に振り回される!

2017-04-25 10:41:57 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

ミステリー好き、女と男のどろどろ好き ☆☆☆★

PG12 かなりセックスシーンが出てきます 

原作はポーラ・ホーキンズの世界的なベストセラー

監督は、女性(テイト・テイラー)です。

原作がよくできているので、色んな手法で、ミステリアスな物語を紡いでいます。

だが、主人公が、酒乱で、妄想、変質狂なので、何が真実なのかが見えずらいことです。

おまけに、時間が前後して展開。

3人の女性が出ているが、見慣れないと間違えてしまう。

これらの理由で、なかなか、物語についていけない。

まあ、要は、3人の女が関係する男が、どうしようもない色欲魔。

ある意味、もてるのですが。

女から見たら、そんなゲス男をやっつける映画なので、いいかもしれませんが

妄想女と、色情女が主役では、好きになれません。

ある意味、主役のエミリー・ブラントは、好演です。

 

 

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「美女と野獣」、ディズニーアニメの実写版!

2017-04-24 18:16:51 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

「美女と野獣」は、もともと、フランスのお話で、1946年ジャンコクトーにより映画化されている。また、日本では、劇団四季がミュージカル化している。

今回の映画は、そのフランスのお話をもとにした、ディズニーアニメ(1991年)を実写化したものである。

アニメは、アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート作品となった。

そのアニメ版の基本は変えずに実写化した本作は、見事なミュージカルとしてよみがえった。

村の人々はもちろん、城の中で魔法使いにより道具にさせられた召使たち、そのコミカルで愛嬌ある道具たち。

あたかも、生きているがごとき動きの数々。

外で、オオカミに襲われるシーンも、アクティブで見よい。

主人公の美女のベルは、村では少し浮いた存在だが、利発で読書好き。(エマ・ワトソンが好演)

野獣にも臆すことなく接して愛してしまう抱擁力。

でも、なんとしても、この映画の魅力は、ミュージカルだろう。

大人が見ても楽しい展開だ。

野獣も、アニメ版に似せて結構ハンサム。野獣のままでも愛されてしまいそう。

強引に結婚を迫るガストン(ルークエバンス)、嫌味たらしいが、雰囲気は出ている。

ラスト、大団円まで楽しくみられる。万人向けの映画。

 

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