ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「キネマの神様」、志村けんがコロナで倒れ、沢田研二が代役に!

2022-02-28 17:39:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

松竹映画の100周年といえば、山田洋次監督。

一応、原田マハが原作になっているが、かなり改変されている。

ギャンブル漬けで借金まみれのゴウは妻の淑子と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」――― 。行きつけの名画座の館主・テラシンとゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。

若き日のゴウは助監督として、映写技師のテラシンをはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子、また撮影所近くの食堂の娘・淑子に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年。あの日の『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める―――。

若き日の撮影所は、山田監督にとっては懐かしい。北川景子を当時の主役にもってきて、その美貌は、当時の晴れやかな女優陣をほうふつとさせる。

映画監督を目指したゴウは、まさに晴れやかな撮影所の若者。菅田将暉、永野芽衣のコンビは、花がある。

現在パートでは、宮本信子が地味目で光っている。

志村けんが惜しまれる。

 

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「ある用務員」、男の職業用務員、その仕事暗殺者!

2022-02-27 18:20:58 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12 「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品

用務員としてとある高校で働く主人公・深見は元暴力団員だった父を持つ男。
学校に用務員として身を置くのは、父親の組兄弟・真島善喜の娘・唯の見張りとして務めているからだ。
ある日、暴力団の抗争が勃発し善喜が殺され、その娘の唯が狙われる事により、学校が戦場となる。
深見は用務員としての衣を脱ぎ捨て、閉ざされた学校内から唯を救出しようとするが…。

世話になった暴力団組長(山路和弘)の一人娘・唯(芋生悠)を警護するために、学校へ送り込まれ身分を隠して用務員として働く組員・深見(福士誠治)の話。後半は組の後釜を狙う幹部(前野朋哉)が唯の命を奪うため、学校を閉鎖して大勢の殺し屋を送り込む。それを深見が唯を護りつつ一人一人倒していくバトルものとなる。

アクションシーンが見どころ。

 

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「ウィンチェスター銃'73」、銃をめぐって二転三転!

2022-02-27 16:55:54 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1950年製作

ウィンチェスターライフルWinchester rifle)は、西部開拓時代アメリカにおいてウィンチェスター社が開発したレバーアクションライフルである。

そして1866年にウィンチェスター社として改名後、ヘンリーライフルに側面装填口や先台を付けるなどの改良を施した「M1866」と、その改良型でセンターファイア実包が使える「M1873」によって人気を博した。特にM1873は弾丸の共有可能なコルトSAA「フロンティアシックスシューター」(44-40弾仕様)と共に西部を征服した銃とも称されて名高い。

映画は、射撃コンテストで獲得したウィンチェスター・ライフル銃をめぐる顛末を描く。

一応、ジェームズ・スチュアートが主役を努める西部劇だが、折角獲得した銃をかすめ取られ、その銃をめぐってどんどん、話が膨らんでいく。

途中、街のダンサーのローラ(シェリー・ウィンタース)が絡んで、色気をかもす。

インディアンの襲撃や銀行強盗など、西部劇の話題満載。

ラストも、ハッピーで満足。

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「コードネーム B.A.D.G.E.R. 」、この男、制御不能の最凶ヒットマン!

2022-02-26 19:30:40 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆★

犯罪大国アメリカのニューヨークを舞台に、凶悪な麻薬組織が、圧倒的な火力で襲い掛かる!
愛する女の危機に、男の怒りが爆発! 一秒たりとも目が離せない、手に汗握る緊張感溢れるアクションシーンが連続!
たった一人で酷な戦いに立ち向かう怒涛のノンストップ・リベンジアクション!

Badgerはアナグマ、「アメリカアナグマは、地下に生息する夜行性肉食哺乳類。脅えると極度の攻撃性を示す。ヨーロッパアナログと異なり、社交性に乏しく単独行動を好む」

主演のカーク・クエット、製作プロデュースから監督・脚本も手掛けた、まさに渾身の主演作! その強靭な肉体を活かしたハードかつダイナミックなアクションを連発する!

愛する女のためにマフィアに立ち向かう男の生き様を描くリベンジアクション。

孤高の愛とリベンジ。

主観撮影のため、カメラは揺れまくり。

 

 

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「ヴァンキッシュ」、その女、裏社会の最強の運び屋!

2022-02-26 14:02:16 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

ルビー・ローズモーガン・フリーマンが主演したアクション犯罪スリラー映画 [2]。フリーマンは引退した警察長官を演じ、ローズは彼の世話人を演じた 。

元ロシアの麻薬運び屋だったヴィクトリア(ルビー・ローズ)は、消し難い過去と決別しようとしていた。

しかし、元警官のダモン(モーガン・フリーマン)は、彼女の一人娘を人質に取り、ヴィクトリアに彼の手先として指示した悪党どもを始末するよう命令するのだった。

娘を救うために止む無く犯罪に手を染めるヴィクトリアだったが・・・。

バイクを駆り、ガンを手にした怒れるヴィクトリアは愛する娘を奪還するため、決死の反撃に出る!

ルビーローズは、スキンヘッドで登場。女性のスキンヘッドはどこかなまめかしい。

5人のもとへ、行き、金を受け取れと。

それぞれが猛者を抱える。

アクション映画だが、意外にあっさり目。

まあ、ルビー・ローズ目当てでなければどうなんですかね。

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「#ハンド全力」、ハンドボールをめぐる青春映画!

2022-02-25 16:37:56 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

2016年に起こった熊本大震災。

本映画は、2020年製作だから、まだ復興未し。

で、熊本とハンドボールの後援を得たご当地映画。松居大悟監督作品。

ハンドボールに青春をかけた若者の物語だが、勝ち上がっていくスポ魂映画とは、一味異なっている。

SNSに画像アップして、フォロワー数を競うことになり、ハンドボール部を結成する顛末を描いている。題名は、そのSNSのタイトル。

ようは、負け犬ファイターの悲喜劇だ。

ただ、役者が豪勢で、加藤清史郎や醍醐虎汰朗、鈴木福の若手俳優から仲野太賀、志田未来、安達祐実、田口トモロヲ等の実力派俳優が顔をそろえる。

ちょっと話がと散らかった印象なのが残念。

ハンドボール主体の映画なので、ハンドボール好きには、いいかも。

 

 

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「ラスト・オブ・キングダム 八百義兵の大死闘」

2022-02-24 17:25:28 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

10万人の蛮族に包囲された軍神を救出すべく集められた、若き将軍率いる800人の義兵隊軍。彼らによる前代未聞の死闘を、騎馬戦やソード・アクション満載で描く。チン・ジァオショウ監督による戦国アクション。

監督は、第5回北京国際マイクロ映画祭で最優秀人気賞を受賞するなど今注目を集める新世代クリエイター。

中国映画らしく、恋物語やコメディ要素を加えて、結局見どころは、大奮闘。

「七人の侍」よろしく、あの手この手で、大軍を破壊。

単純に考えて、100倍の敵。

それも訓練された兵士たち。

矢の攻撃から白兵戦へ。

城だから、上から攻撃すればいいが、それも限度が。

登場人物が多いが、それぞれのキャラが立っているので、見よい。

 

 

 

 

 

 

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「ヒットマン ザ・プロフェッショナル」、目撃者に恋をして!

2022-02-23 19:43:05 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開

タイトルに偽りあり「プロフェショナル」じゃない。

孤高のヒットマンと、決して怯まぬ美しき目撃者。過激でクール、そして予想外のラストが待ち受ける緊迫のキリング・アクション!

寡黙な殺し屋と暗殺現場を目撃した美しき女。危うい二人の関係が引き起こす過激なバイオレンス・ワールド!


寡黙で洞察力に優れ、狙った獲物<ターゲット>は必ず仕留める凄腕の殺し屋と、例え額に銃を突きつけられようと、凛と佇み決して怯まない美しく謎めいた目撃者。
暗殺現場を目撃された主人公は口封じのためにこの女を拉致監禁するが、彼女の眼差しの奥に垣間見える強い“信念"のような何かに次第に惹かれていく。
しかし、二人の危うく異常な関係は、主人公の雇い主である裏組織との抗争を引き起こし、いつしか彼女を匿い守る立場へと変容した主人公の決死の戦いが始まるのだった。

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「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」

2022-02-23 15:50:49 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHKBSプレミアム 鑑賞

2月22日は、猫の日実行委員会が定めた猫の日。にゃんにゃんにゃん(222)。今年は2022年、ダブル猫の日だ。この日にちなんでプレミアム上映。

動物写真家・岩合光昭がネコの目線で世界の街角のネコを撮影するNHK BS プレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の劇場版第2弾。

今回は、ミャンマーと北海道編。

四季の移ろいを追いかけて、猫を撮影。岩合目線だ。

北海道では、牧場にたむろする猫たち。

搾乳現場で、牛乳をぺろぺろ、いかにもおいしそう。でも、北海道の冬は厳しい。

一方、ミャンマーの水上生活者と暮らす猫。

放り出されて、泳がなければ。必死に泳ぐ。

我々目線らすれば厳しい現実だが、たくましく生きる猫たち。

今は、猫ブーム。

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「クーリエ 最高機密の運び屋」、ドンパチのない実話ベースのスパイ映画!

2022-02-22 19:14:36 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆★ 

スパイ映画好き ☆☆☆☆

イギリス・アメリカ合作

キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた実話を基に、核戦争を回避するべく奔走する男たちの葛藤と決断をスリリングに描いたスパイサスペンス。

1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発した。世界中を震撼させたこの危機に際し、戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、実在した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンだった。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受けてモスクワに飛んだウィンは、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官との接触を重ね、そこで得た機密情報を西側に運び続けるが―。

ウィンは、商人であったにもかかわらず、刑務所に入れられ拷問を受ける。そこでの生活は苦しく、演じたベネディクト・カンバーバッチは、かなりの減量をしている。

なかなか、スリリングな展開。

亡命作戦渦中のバレエ「白鳥の湖」のシーンは素晴らしかった。

 

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