おすすめ度 ☆☆☆★
ノルウェー映画
スパイとしてナチスに潜入した実在の女優ソニア・ビーゲットの真実を描いた歴史ドラマ。
北欧三ヵ国は、第二次世界大戦微妙な立ち位置にあった。
その中で、ノルウェーは、ドイツに占領されていた。
ノルウェーの美貌の映画俳優は、スパイ合戦に狙われていた。
その実話の映画化だ。
もちろん、どこまでが真実かは不明だが。
くだんの女優を演じるイングリッド・ボルゾ・ベルダルが結構美人で、淡々とした展開に色を添えている。
ノルウェーの女優が、スゥェーデンのスパイになり、ドイツから逆スパイを持ち掛けられる。
父親がレジスタンスで、投獄されており、彼を救うためスパイを引き受ける。
ただ、スパイといっても、ドイツの高官に近づき、秘密を引き出す地味な仕事。
話もかなりややこしく、イングリッドの活躍がなければ、凡庸な作品。恋愛映画的要素が楽しめる。
まあ、ノルウェー映画とは珍しい。