ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ソニア ナチスの女スパイ」、実在の女優がスパイ!

2021-07-31 17:27:09 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ノルウェー映画

スパイとしてナチスに潜入した実在の女優ソニア・ビーゲットの真実を描いた歴史ドラマ。

北欧三ヵ国は、第二次世界大戦微妙な立ち位置にあった。

その中で、ノルウェーは、ドイツに占領されていた。

ノルウェーの美貌の映画俳優は、スパイ合戦に狙われていた。

その実話の映画化だ。

もちろん、どこまでが真実かは不明だが。

くだんの女優を演じるイングリッド・ボルゾ・ベルダルが結構美人で、淡々とした展開に色を添えている。

ノルウェーの女優が、スゥェーデンのスパイになり、ドイツから逆スパイを持ち掛けられる。

父親がレジスタンスで、投獄されており、彼を救うためスパイを引き受ける。

ただ、スパイといっても、ドイツの高官に近づき、秘密を引き出す地味な仕事。

話もかなりややこしく、イングリッドの活躍がなければ、凡庸な作品。恋愛映画的要素が楽しめる。

まあ、ノルウェー映画とは珍しい。

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「mid90s ミッドナインティーズ」、90年代の愛と夢!

2021-07-30 17:16:50 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

スケボーでつながる悪ガキたちの日常!

ただ、彼らの日々を追うだけの映画だが、そこに人生が投影されている。

1990年代のロサンゼルスを舞台に、13歳の少年の成長を描いた青春ドラマ。

兄に力で押さえられる日々の少年スティーヴィー。

そんなある日、街のスケートボードショップに出入りする少年たちと出会い、驚くほど自由で格好良い彼らに憧れを抱く。

13歳という多感な少年を主人公に、1990年代の青春がはじける。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの俳優ジョナ・ヒルが初監督・脚本。

みずみずしい描写に、ひかりを見る。

雰囲気と感覚を再現するため全編16mmフィルムにこだわって撮影されていることも魅力の一つ

 

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「日本独立」、日本国憲法の成立過程を描く!

2021-07-29 18:19:44 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

日本独立をテーマにした映画。

この映画の存在自体を知らなかった。

なかなかの力作なのに。

なにしろ、配役陣が豪勢。

日本国憲法が、日本案を無視して強引に作られたことは知られている。

ただ、それがために今があるので、一方的な論説は、映画には不向き。

主人公となる吉田茂を小林薫が演じている。ちょっと見では、だれかわからない。

それだけ、メークアップで、似せている。まあ、当時を知る者にとって、よくできたメイクアップだ。

白洲次郎が活躍するが、この人のことはあまり知らない。こういうことだったのか。

ちょっと、映画の作りに雑なところがあって、不評だが、それもうなずける。

日本国憲法が、GHQによって強引に作られた印象が残る、あまり後味の良くない映画だ。

 

 

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「薬の神じゃない!」、ジェネリック薬の密輸事件!

2021-07-28 17:29:26 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

久しぶりに素晴らしい映画を見た。

2014年に中国で実際に起こり、中国の医薬業界の改革のきっかけともなったジェネリック薬の密輸販売事件を映画化。

アジア・フィルム・アワード・助演男優賞、金馬奨・主演男優賞、新人監督賞、オリジナル脚本賞の3部門受賞をはじめ、国内外の映画賞を数多く受賞し、名実とともに中国を代表する作品となった。

血液のがんである慢性骨髄性白血病の治療薬。

スイスの製薬会社がその治療薬を販売しているが、高価で、貧しい患者たちは、買うのを見送らざるを得ない。

そんな中、インドでジェネリック薬が売られていて、これが結構安い。

男性の精力剤など、怪しい薬で、かつかつの生活をしていた男が、コネを持ち掛けられ、インドの製薬会社と契約。

輸入に踏み切る。が、中国では、未認可のため、捜査の対象となる。

はじめは、金もうけに群がる男たちの物語だが、やがて、白血病患者の苦しさを目の当たりにし、慈善へと展開。

映画のテンポもよく、ラストは涙ものだ。

主人公を、シュー・ジエンが好演。

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「ムーラン 最後の戦い」、中国版のムーラン!

2021-07-27 17:22:05 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

不朽の名作『ムーラン』の中国による実写映画版。女であることを隠し功績を挙げて将軍となったムーランが、奪われた公主(皇帝の娘)を救い出すため、敵地へと突き進む。戦いの神に愛された女の美しくも儚い運命とは……。

ムーランは、女戦士で、あちこちで取り上げられている。

中では、ディズニーのアニメが優れていた。

中国実写版なので本場の強みかと思ったが、主演の女性に花がない。

物語の展開もいまいちとあっては??

名前につられて見てがっかりするか?

 

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「ロックダウン」、アンハサウェイ主演の3億円ダイヤ強奪作戦!

2021-07-26 16:51:50 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆

アンハサウェイ好き ☆☆★

劇場未公開

イギリス・アメリカ合作。

ロックダウンは、コロナ禍でのロックダウンのこと、ほかに、アメリカ映画「ロックダウン 非常事態があるので要注意!

イギリスのこと故、いささか日本とは違うロックダウン。

トラック運転手のパクストン・リッグスは公私両面で行き詰まっていた。思うようにキャリアを積めないことに苦悩する中、妻のリンダから離婚を突きつけられたのである。その一方、リンダもCEOを務めるアパレル会社の業績が悪化し、従業員の解雇に踏み切らざるを得ないという苦境に陥っていった。

そんなある日、パクストンは上司(マルコム)から閉店するハロッズの店舗から商品を運び出すよう命じられた。その話を聞いたリンダはとんでもないことを思いついた。「あの店の金庫には300万ポンドのダイヤモンドが保管されていたはず。ロックダウンで警備も手薄になっている今なら、在庫の運び出しに乗じてそのダイヤを盗み出せるかもしれない」と。2人はこれなら閉塞を打破できると確信し、大勝負に打って出た。

ただ、話の作りがまずく、退屈。

ハサウェイの魅力は衰えていないが、話が面白くない。

強盗計画も小さい小さい。

 

 

 

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「不倫する理由」、ダブル不倫の顛末!

2021-07-25 17:02:50 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

原題「How to Live in This World」

すっかり冷めてしまった銀行員と美術商の夫婦。妻が夫の上司と不倫してしまう一方、夫も同窓生の前妻と関係している。そんなダブル不倫夫婦の行方を、イ・ナラたち美しき女優陣の体当たり演技で描く官能ドラマ。

ただ、エロス度は低め。かなりまじめな映画。

ベランダで、素っ裸で話会うシーンがりますが、目立つのはそれぐらい。

ダブル不倫だが、結局は?

まだ愛してますか?

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「スパイ・ファミリー」、エリートスパイと教育を受けた新鋭女スパイ!

2021-07-24 17:12:57 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

原題 「Scarlett」、父と娘だけなのにファミリー?

父:凄腕のエリート・スパイ 娘:スパイの英才教育を受けた美しき人間兵器
最強のスパイ親子が挑む最悪のミッション!

このタイトルに騙されるな。

たしかに。そうだけど、何ともぬるい展開。

美人娘は、常盤貴子似。

テロリストから生物兵器を奪還せよ! 最強のスパイ親子が挑む最悪のミッション!
秘密工作員カルに与えられた任務は、500万の生命を奪う生物兵器をテロリストから守ること。しかし、生物兵器を隠した後、カルはテロリストに拉致されてしまう。
カルからスパイの英才教育を受けた一人娘のスカーレットは、様々な武器をバッグに詰め込み、父の救出へと向かい、熾烈な攻防を繰り広げる!

まあ、そうだけど、すぐ捕まってしまって、それも簡単に抜けられる。

アクションシーンが。ほとんどなので、なぜか長く感じてしまう。

まあ、ミッション映画には違いないが!

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「ベルヴィル・コップ」、刑事バディもの!

2021-07-23 19:19:23 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

ベルヴィルは、「美しい街」という意味で、モンマルトルに次いでパリで2番目に標高が高い丘の上(128m)にある。

最初はベルヴィルの中華街でのお祭り場面から始まりますが、すぐにマイアミに移動、フランス映画なのに舞台のほとんどがアメリカという映画です。

ある日、友人が麻薬ディーラーに殺されてしまう。警部補バーバ・ケイタは、親友殺害の犯人を探し出すために、彼の後任としてマイアミに飛ぶ。ところが母親連れで、謎に豪華な邸宅で観光気分。マイアミ・デイト署のリカルド・ガルシア刑事と捜査することになるのだが、当面の仕事は、麻薬事件とは関係のないフランスからの逃亡犯を逮捕すること。

オマールシーとルイスガスマンのバディもの。フランス映画なのに、国際色豊か。

設定と俳優はいいが、コメディ、アクションともに迫力不足。残念!

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「ミュージックボックス」、お父さんあなたを信じていいですね!

2021-07-23 08:47:30 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

1989年作品 今年やっとDVD化。

社会派ドラマの名手、コスタ=ガヴラス監督がおくる、心を抉る法廷ドラマ。

第40回ベルリン国際映画祭金熊賞(最優秀作品賞)受賞作。

ユダヤ人虐殺の嫌疑をかけられた父の無実を晴らそうとする女弁護士の遭遇する衝撃的事実を描くサスペンス。

ハンガリー系アメリカ人の善良な小市民男性が戦後40年くらいで突然、ホロコーストに加担した戦犯として告訴されるが、たまたま弁護士だったその男の娘(ジェシカラング)が父親の弁護に回り、組織的陰謀に立ち向かい不当な冤罪を果敢に晴らしていくストーリー。

父親の無罪を信じて、裁判の望む弁護士。

人違いだとする証拠が出てきて、無罪を勝ち取るはずだったが。

真実を知った娘がとった行動とは。

ホロコーストを題材にしながら、裁判シーンと、関係者への取材を淡々と描いて地味目な映画。

だが、ラストの娘のとった行動に唖然、涙する。

ジェシカラング好演。

 

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