一日一言
寒煙迷離(かんえんめいり)
煙は迷うように寒々と立ち昇っている
ということから、煙やもやが寂しげに
さまよっているさまを指す。また、尋ねる
人もない古跡などの静寂な様子のたとえ
にも用いる。
★この古戦場は何と寒煙迷離な所だろう。
4月から咲いている花「八重桜」
開花時期は、 4/10頃~ 5/ 5頃。
・野生の山桜に対して人里の桜ということから
里桜(さとざくら)とも呼ばれる。
また花の形から牡丹桜(ぼたんざくら)とも呼ばれる。
「八重桜」「里桜」ともに総称名。
・桜より咲き始めが2週間ほど遅い。
「あれ、もう桜は終わったのでは・・?」という頃に、
葉をつけた状態で咲き出す。
・「関山(かんざん)」「一葉(いちよう)」
「普賢象(ふげんぞう)」「鬱金(うこん)」
などの種類がよく知られている。
・鈴なりの花をいっぱいつける。
運動会で子どもが踊りに使う「ポンポン」みたい。
・花びらが多い。なかでも兼六園菊桜という種類の
八重桜は、花びらがなんと300枚くらいある。
・塩漬けにした花にお湯をそそぐと「桜湯」になる。
塩辛い♪。「茶」=「濁す」ということから、
婚礼の席ではお茶でなくこの桜湯をよく使う。
・大阪市造幣局(ぞうへいきょく)の有名な
「桜の通り抜け」は、この八重桜の開花時期に行うこと
が多いようだ(毎年4月中旬)。
・4月5日の誕生花(八重桜)
・花言葉は「理知に富んだ教育」(八重桜)
・奈良県の県花(奈良の八重桜)
(季節の花300より)