一日一言
汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
牛に汗をかかせるほどに重く、また、家に中で
積み上げると棟木(むなぎ)にたっするほどの量
の書物と云う意味から、蔵書が非常に多いことの
たとえに用いる。読み下して「牛に汗し棟に充つ」
とも言う。
★あの高名な大学教授の書斎には、まさに
汗ん牛充棟の蔵書があると言われる。
類語:擁書万巻(ようしょまんがん)
4月から咲いている花「大紫躑躅(おおむらさきつつうじ)」
開花時期は、 4/15頃~ 5/15頃。
・「大紫躑躅」は、躑躅のなかで花が一番大きい。
ふつう「つつじ」と言えばこの種類を指す。
赤紫色の大輪の花を咲かせるところから
「大紫」となった。
単に「大紫」と呼ぶこともある。
厳密には「平戸躑躅(ひらどつつじ)」の一品種。
・躑躅は万葉集の時代から親しまれており、
花が連なって咲くことから「つづき」、
また花が筒状であることから「つつ」などと
呼ばれていて、次第に「つつじ」になったらしい。
・道路の歩道脇によく植えられる。
・種類も色もいろいろある。
現在300種を超える園芸品種がある。
・英語では、つつじ、皐月など全般を
「Azalea(アザレア)」と呼ぶ。
・5月4日の誕生花(山躑躅)
・花言葉は「努力、訓練」(山躑躅)
・栃木県の県花(八入(やしお)躑躅)
静岡県の県花(躑躅)
長崎県の県花(雲仙(うんぜん)躑躅)
鹿児島県の県花(深山霧島(みやまきりしま))
福岡県の県の木(躑躅)
・「水伝ふ 磯の浦回(うらみ)の 岩つつじ
もく咲く道を また見なむかも」
万葉集
「つつじいけて 其陰(そのかげ)に
干鱈(ひだら) さく女」 松尾芭蕉
「百両の 石にもまけぬ つつじ哉(かな)」
小林一茶
「近道へ 出てうれし野の 躑躅かな」
与謝蕪村
・東京周辺の見どころ
<根津(ねづ)神社>
1706年に社殿が建てられた。
赤い鳥居のトンネルがおもしろい。
花見頃4月中旬~5月上旬。
文京区根津。
最寄駅 → 地下鉄千代田線根津駅
<笠間、つつじ公園>
「笠間稲荷」で有名な笠間市にある。
花見頃4月中旬~5月中旬。
茨城県笠間市石井。
最寄駅 → JR水戸線笠間駅からバス
<館林(たてばやし)、つつじが岡公園>
高さ5m以上ある巨木が多数。圧巻。
樹齢600年を越すものもある。
花見頃4月中旬~5月上旬。
群馬県館林市花山町。
最寄駅 → 東武伊勢崎線館林駅からバス
<塩船観音寺(しおぶねかんのんじ)>
青梅市郊外のお寺。1300年の歴史あり。
花見頃4月中旬~5月中旬。
青梅市塩船。
最寄駅 → JR青梅線河辺(かべ)駅からバス
(季節の花300より)