季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花(八重山吹)

2011-05-08 05:35:16 | インポート

一日一言

鰥寡(かんか)孤独

男やもめ、未亡人、みなしご、年老いて子供の

ない人、という意味から、この世の中に誰ひとり

として頼れるものがいない心細く寂しい立場に

或る人を指して言う。「寡鰥孤独」とも言う。

★これからの世の中は、独り暮らしの老人が増え

寡鰥孤独の状態が拡がるもであろう。

類語:鰥寡惸独(かんかけいどく)


4月から咲いている花「八重山吹」

開花時期は、  4/15頃~  5/  5頃。
  夏7月頃に、また少しだけ咲くことがある。
・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。
・「山吹」より少し咲き始めが遅い。       
・山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。
・夏になると新しい枝先から               
  また少し花が咲くことがある。           


・「七重八重  花は咲けども  山吹の       
        実のひとつだに  なきぞかなしき」 
            兼明親王(かねあきらしんのう)
                  後拾遺和歌集           
    山道の一軒家に雨宿りを願った武将の   
    太田道潅(おおたどうかん)に、       
    貸す蓑(みの)すらないその家の女性は 
    八重山吹を差し出して短歌を読んだ。   
    八重山吹は実をつけないことから、     
    ”みのひとつだになき”を掛けている。

(季節の花300より)

 


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