一日一言
肝胆(かんたん)相照らす
「肝胆」は、ここでは心の底と言う意味で、
互いに心の中をさらけ出しあうと言うとこ
ろから、心の底を打ち明けて交際し、互い
の意見が全く一致すると言う場合のたとえ
に用いる。
★小学校からの同級生で今も交際している
親友とは、肝胆相照らす仲である。
類語:手を握り肝胆を出して相示す。
4月~5月にかけて咲いていた花「一初(いちはつ)」
開花時期は、 4/20頃~ 5/20頃。
・中国原産。
・(日本風の)アヤメ類の中で
一番早く咲き出すのでこの名前になったらしい。
(一初草 → 一初)
・葉っぱの横幅が広く、花のところから白い
とさか状のもじゃもじゃが出ているのが特徴。
葉っぱの先端はとがっているが、
やわらかく、さわっても痛くない。
・乾いた土に生える。
乾燥に強いため、昔はかやぶき屋根の
頂上部分にたくさん植えて
屋根を締め付けて守った。
(火災、大風の魔除けの意味もあった)。
・「鳶尾」「一八」「逸初」とも書く。
■アヤメなどの見分け方(開花順)
ジャーマンアイリス(ドイツ文目)
4月~5月頃に咲く。
乾いた土に生える。根茎。
花色は白、黄、青、紫等の原色っぽい色。
花の様子は、なんとなく洋風。
花びら中央部のひらひらは「ブラシ状」。
真ん中2枚の花びらは直立する。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
ダッチアイリス(オランダ文目)
4月~5月頃に咲く。
乾いた土に生える。球根。
花色は白、黄、紫等のやや原色っぽい色。
花びら中央部には、ジャーマンアイリスの
ような「ブラシ状」のひらひらは無い。
葉っぱはやや細めで、くるりと巻く。
一初
4月下旬~5月中旬頃に咲く。
乾いた土に生える。
花色は主に青紫色(まれに白色あり)。
花の様子は、なんとなく和風。
花びら中央部のひらひらは「とさか状」。
うしろ2枚の花びらは斜め上にひろがる。
葉っぱは幅広で、
縦に何本も筋(突起した脈)がある。
文目
5月上・中旬頃に咲く。
乾いた土に生える。
花色は青紫か白。
花びら中央部に網目模様があるのが特徴。
葉っぱは細長く、花菖蒲ほどでもないが
縦に小さな筋(突起した脈)がある。
黄菖蒲
5月上・中旬頃に咲く。
湿地に生える。
花色は黄色。
葉っぱは細長く、
縦に筋(突起した脈)がある。
杜若
5月中旬頃に咲く。
水の中から生える。
花色は青か青紫(白いのもある)。
花びら中央部に白い筋模様がある。
花びらの中央部は、めくれ上がる。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
花菖蒲
6月頃に咲く。
湿地に生える。
花びらの中央部に黄色い筋がある。
葉っぱは細長く、
縦に筋(突起した脈)がある。
(季節の花300より)