一日一言
眼光紙背(がんこうしはい)
書かれている紙の裏側にまで目の
光が届くほど読み方が徹底している
という意味から、書物を読む際に字
面の解釈だけに終わらないで、その
内容を深く理解していると言う時の
たとえに用いる。
「眼光紙背に徹する」とも言う。
★彼の有名な文学評論家の書評は、
まさに眼光紙背に徹すると評価されて
いる。
4月に咲いていた花「牡丹(ぼたん)」
開花時期は、 4/20頃~ 5/ 5頃。
・中国原産。日本へは奈良時代に渡来してきた
らしい(弘法大師が持ち帰ったとの説も)。
中国の国花。新年を祝う花として、
中国の上流階級ではとりわけ珍重された。
中国では、花海棠(はなかいどう)とともに
最も愛好される。
・中国名の「牡丹」を音読みして
「ぼたん」の呼び名になった。
・花王(かおう)、白王獅子(はくおうじし)、
大極殿(だいごくでん)、烏羽玉(ぬばたま)
などいろいろな種類がある。
・大輪の花が見事。
・あんこ入りのおだんごに
「ぼたもち」と「おはぎ」があるが、
じつは同じもの♪
→ 「萩(はぎ)」へ
・「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
”シャクヤクのように風情があり、
牡丹のように華麗で、
百合のように清楚”
という、女性の美しさを形容することば。
・「獅子に牡丹」獅子に牡丹の花を配した豪華な図柄
→ とりあわせの良いもののたとえ。
他に「梅に鶯(うぐいす)」「紅葉に鹿」
また、”獅子”=”イノシシ”とみなし、
”イノシシ鍋”を”牡丹鍋”と呼ぶこともある。
・服にある「ボタン」は英語で button です♪
漢字で「釦」とも書きます。
・別名 「名取草」(なとりぐさ)、
「二十日草」(はつかぐさ)、
「深見草」(ふかみぐさ)。
・2月27日、3月20日の誕生花(牡丹)
・花言葉は「王者の風格、風格あるふるまい」
・島根県の県花(牡丹)
・「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」
与謝蕪村(よさぶそん)
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
花の占めたる 位置のたしかさ」
木下利玄(きのしたりげん)
「一輪の 牡丹かがやく 病間かな」
正岡子規(まさおかしき)
・東京周辺の見どころ
<西新井大師(にしあらいだいし)>
歴史の古いお寺。
花見頃4月中旬~5月上旬。
足立区西新井。
最寄駅 → 東武大師線大師前駅
<箭弓(やきゅう)稲荷神社>
1923年にボタン園ができた。
花見頃4月下旬~5月中旬。
埼玉県東松山市箭弓町。
最寄駅 → 東武東上線東松山駅
<野田ぼたん公園(東松山市)>
花見頃4月下旬~5月中旬。
埼玉県東松山市大谷字野田。
最寄駅 → 東武東上線東松山駅から車
<町田ぼたん園>
薬師池公園の北側にある。
花見頃4月下旬~5月上旬。
町田市野津田町。
最寄駅 → 小田急線町田駅からバス
<鶴岡(つるがおか)八幡宮>
鎌倉の初詣で有名な神社。
花見頃4月下旬~5月上旬。
同じところにある「冬牡丹」も有名。
鎌倉市雪ノ下。
最寄駅 → JR横須賀線鎌倉駅
(季節の花300より)