一日一言
鳩車(きゅうしゃ)竹馬の友
幼い時から鳩車のおもちゃで遊んだり、
竹馬に乗って遊んだ友達と言う意味から、
幼友達を指して言う場合に用いる。
「竹馬の友」とも言う。
★彼とは高校まで同じ学校で萬んだ、
鳩車竹馬の友であったが、社会人になって
全く音信不通となった。
9月から咲いている花「彼岸花」
開花時期は、 9/15頃~ 9/ 末頃。
・原産地中国。
・ちょうど秋のお彼岸の頃に咲く。
★お彼岸の時期
春のお彼岸 = 春分の日を含む、前後7日間
= 3/17頃~3/23頃
(彼岸の入り~彼岸の明け)
秋のお彼岸 = 秋分の日を含む、前後7日間
= 9/20頃~9/26頃
(彼岸の入り~彼岸の明け)
お彼岸の頃は、
昼と夜の時間が12時間ずつで同じになり、
太陽は真東から昇って真西に沈む。
★彼岸(ひがん)と此岸(しがん)
彼岸 = 浄土(向こう岸。極楽浄土。仏教では、
彼岸はちょうど西方にある、と
考えられてきた)
此岸 = 現世(こちら側の世の中。
迷いが満ちた世界)
・「暑さ寒さも彼岸まで」。
ちょっと涼しくなってきた9月中旬頃、
突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、
数日で花が終わって茎だけになる。
花が白い種類もある。
(白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ))。
・花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して
夏近くなると全く消えてしまう(不思議♪)。
花と葉を同時に見ることはできない。
葉のあるときには花はなく、
花のときには葉がない。 このことから
韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。
「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。
・根のところにはリコリンという毒があるが、
この毒は水で何回もさらせばとれるので
昔の人はこの根の部分からデンプンをとって
飢饉の際の食料とした。
・お彼岸の季節、田んぼのあぜ道や土手で
見かけることが多いが、
これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、
彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐため、
また、
彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に
植えてあぜの作りを強くするため、
と言われている。
・別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。
”天上の花”という意味。
おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から
ふってくるという仏教の経典による。
・「路(みち)の辺(へ)の 壱師(いちし)の花の
灼(いちしろ)く
人皆知りぬ わが恋ふる妻」
万葉集 柿本人麿(かきのもとひとまろ)
(壱師の花=彼岸花、といわれる)
・東京周辺の見どころ
<巾着田(きんちゃくだ)>
埼玉県飯能(はんのう)の近くにある、
高麗川(こまがわ)沿いの水田。
日本一の規模の彼岸花群生地として
知られる。
まさに一面の彼岸花。圧巻です。
花見頃9月下旬。
埼玉県日高市高麗本郷。
最寄駅 → 西武池袋線高麗駅
<皇居、桜田濠>
半蔵門から桜田門にかけての桜田濠の
皇居側の斜面に彼岸花が点々と
群生するのが見える。
花見頃9月下旬。
千代田区千代田。
最寄駅 → 地下鉄有楽町線桜田門駅
地下鉄半蔵門線半蔵門駅
(季節の花300より)