一日一言
事ここに至る
事がある時点に到達して終了する
と言う意味から。もうどうにも手の
施しようがない事態になること。又、
全てが終わって変えようもない所ま
で来たことを表す場合に用いる。
★民衆党も今回の選挙で大敗をきし
事ここに至れば、野党として一から
出直すしかない。
類語:①万事休す ②事ここに及ぶ
歳時記
冬至
毎年12月22日頃が冬至にあたり、今年は閏年のため
21日となった一年で最も昼が短く、夜が長い日です。こ
の頃から次第に寒さも本格的になり、人々は冬を過ごす
ための準備や食料の保存に、本格的に取り組まなけれ
ばならない時期なのです。
冬至にかぼちゃを食べるという習慣は、野菜が不足しが
ちなこの時期に、ビタミンやカロチンを摂るという合理性が
あり、昔の人は「冬至までとっておいたかぼちゃを食べると
魔よけになる」といっていたそうです。
また、この日柚子湯に入ると風邪を引かない、という言い伝
えも合理性があります。柚子の香りのお湯にゆっくり浸かこ
とでリラックスし、体も温まります。肌を引き締め強くする作
用もあるので、厳しい寒さに負けない体作りのための、現代
にも十分通用する昔の人の知恵といえます。
12がつに実を付ける樹木「プラカンサス」
・開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・花は白。
花より、秋になる「実」が目立つ。
・中国名は「火棘(かきょく)」。
・別名
「橘擬」(たちばなもどき)
オレンジ色の実。
中国南西部原産。
「常盤山櫨子」
(ときわさんざし)
赤い実。
薔薇(ばら)科。
・学名
Pyracantha angustifolia
(橘擬)
Pyracantha coccinea
(常盤山櫨子)
Pyracantha :
トキワサンザシ属
angustifolia :
幅の狭い葉をもつ
coccinea :
紅色の、緋紅色の
Pyracantha(ピラカンサ)は、
ギリシャ語の
「pyro(炎)
+ acantha(刺)」が語源。
火のような真っ赤な実をつけ、
枝にはいっぱいとげが
あるところから。
これに「ス」がついて
「ピラカンサス」。
ヨーロッパ東南部原産。
(季節の花300より)