季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「薺(なずな)」

2015-01-07 04:28:53 | 暮らし
strong>一日一言

寸善尺魔(すんぜんしゃくま

ほんの少しの善い事とその十倍の悪い事や

障害という意味から、世の中は善い事がが

少なく悪い事ばかりが多いという場合の

たとえに用いる。また、善い事には悪い事

が付き物であるというときのたとえにも用

いる

★過去を振り返ってみると、世の中は本当に

。寸善尺魔のようだとしみじみ分かった。

類語:①好事魔多し   ②月に叢雲花に風
  
  :③魔障害多し


歳時記

七草


1月7日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、」

五節句のひとつです。人日とは、文字通り "人の日"という意味で、

古代中国で元日に鶏、2日にいぬ、3日に猪、4日に羊、5日に牛、6日に馬、7日に人、

8日に穀を占う行事があり、7日は人に刑罰を与えたりせず、7種の若葉を粥に入れて

無病息災を願っていたことに由来します。

この風習が日本へ伝来し、年のはじめに若菜を摘む「若草摘み」という日本古来の風習と

結びついて「七草粥」となり、江戸時代に五節句のひとつとして定着しました。

本来は前日に七草を摘みに出かけ、7日の朝にお粥にしていただきます。

7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日。

この日に七草粥を食べることで、1年の豊作や無病息災を願います。

また、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う役目もあります。



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春の七草「薺(なずな)」

開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
 からの変化。
 なでたいほどかわいい菜、
 の意から。
 また、夏に枯れて無くなることから
 「夏無(なつな)」、
 これが変化したとも。

・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・中国では止血剤、
 ヨーロッパでは通風、赤痢
 などの薬として使われる。
・春の七草のひとつ。


・別名
 「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
   風に揺れたときの音から。

 「三味線草」(しゃみせんぐさ)
   実が三味線の撥(ばち)に
   似ているから。


・「妹(いも)が垣根
  三味線草の 花咲きぬ」
   与謝蕪村(よさぶそん)

 「よく見れば
  なづな花咲く 垣根かな」
   松尾芭蕉

(季節の花300より)



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