季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「菘 (すずな)=蕪」

2015-01-11 04:23:58 | 暮らし
一日一言

寸の間(ま)

ほんの少しの間、ちょっとの時間、ほんの

僅かばかりの透き間という意味に用いる。

寸間(すんかん)と言うようにも使う。

★携帯でメールを見ようとした寸の間に、

自動車が側道に乗り上げてきた。

歳時記

鏡開き

お正月は年神様をお迎えする行事。その年神様へお供えする鏡餅は、

年神様の拠り所でもあります。

「鏡開き」はその鏡餅を開くことで年神様を見送り、お正月に一区切りつける行事です。

さらに、年神様の力が宿った鏡餅をいただくことで力を授けてもらい、

1年間の無病息災を願います。

昔は1月20日に行われていましたが、徳川3代将軍・家光が4月20日に亡くなったため、

月命日の20日を避けて11日に行うようになりました

(地方によっては、15日や20日に行うところもあります)。

また、「切る」というのは切腹を連想させて縁起が悪いため、

縁起良く末広がりを意味する「開く」ということばを使います。


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春の七草「菘 (すずな)=蕪」

いわゆる「蕪(かぶ)」。
 「すずな」は蕪の昔の呼び名。
・「鈴菜」とも書く。
・花は黄色。
・春の七草のひとつ。


・「食薦(すごも)敷き
  あをな煮持ち来(こ)
  梁(うつばり)に
  行縢(むかばき)懸けて
  やすむこの君」
   (あをな=すずな)
   万葉集
   長意吉麿(ながのおきまろ)

 「おく霜の
  一味付けし
  蕪(かぶら)かな」
   小林一茶 

(季節の花300より)


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