名言名句(54)
「学問のさびしさに堪へ炭をつぐ」『山口誓子』
学問するということ、自分の専門分野の勉強に励む
ということは、知識を深め人格を高めることとも言
えますが、いつ果てるともない学問探求は、他人に
は理解できない辛さや苦しみがあります。
それでも、人は人としての一面を占めて生きて行く
以上、自分の勉強を怠るわけにはいきません。しかし、
ある日、ふと、学問を続けることの寂しさに、いても
立ってもいられないような焦燥を覚えることがあるもの
です。かと言って、動物園の檻の中の動物のようにうろ
うろ歩き回ったり、訳の分から大声をあげたりするわけ
にもいきません。知性が、そうした衝動を抑制させるの
です。だから、凍てつくような寒い日、じっと、学問する
ことの寂しさを堪えて、火鉢の中に炭をつぎ足して、焦燥
を慰めるのです。
==========================
11が地から咲く花「浜柃 (はまひさかき)」
開花時期は、11/10 ~ 12/10頃。
・海岸近くによく植えられる。
・ちょっと香るが、
あまりいい匂いではない。
・葉っぱは内側に反りかえる。
・花のあとで実をつける。
緑から黒に変わる。
(季節の花300より)
「学問のさびしさに堪へ炭をつぐ」『山口誓子』
学問するということ、自分の専門分野の勉強に励む
ということは、知識を深め人格を高めることとも言
えますが、いつ果てるともない学問探求は、他人に
は理解できない辛さや苦しみがあります。
それでも、人は人としての一面を占めて生きて行く
以上、自分の勉強を怠るわけにはいきません。しかし、
ある日、ふと、学問を続けることの寂しさに、いても
立ってもいられないような焦燥を覚えることがあるもの
です。かと言って、動物園の檻の中の動物のようにうろ
うろ歩き回ったり、訳の分から大声をあげたりするわけ
にもいきません。知性が、そうした衝動を抑制させるの
です。だから、凍てつくような寒い日、じっと、学問する
ことの寂しさを堪えて、火鉢の中に炭をつぎ足して、焦燥
を慰めるのです。
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11が地から咲く花「浜柃 (はまひさかき)」
開花時期は、11/10 ~ 12/10頃。
・海岸近くによく植えられる。
・ちょっと香るが、
あまりいい匂いではない。
・葉っぱは内側に反りかえる。
・花のあとで実をつける。
緑から黒に変わる。
(季節の花300より)