名言名句(71)
「生きかはり死にかけりして打つ田かな」『村上 鬼城』
村上鬼城は慶応元年(1865)鳥取藩士の長男として江戸藩邸で
生まれ、高崎で代書業を営むかたわら、昭和13年(1938)に
没するまで、ホトトギス派の俳人として俳句を作り続けました。
汽車の車窓から田畑を耕す農家の人たちの姿を眺めていると、
この俳句の偉大さがしみじみと伝わってきます。
時間という永遠に繰り返される無限の流れ、その無限の流れの
中で、人は生まれ、人は死んで行きます。時が無限のように、
自然の摂理のもとで、人の生き死にも限りなく繰り返されます。
それにしても、この句からは、大自然の中での人間の卑小さが、
寂しく物悲しく映ってきます。
=============================
11月に咲いている花「金盞花(きんせんか)」
花の特徴 花の色は黄色、オレンジ色、クリーム色などである。
花径は7~12センチくらいである。
一重咲きのものと八重咲きのものがある。
日の出とともに開き夜には花を閉じる。
葉の特徴 葉はへら状で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、
種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
この花について 和名は中国名の「金盞花」を日本語読みしたもので、
「盞」には盃の意味がある。」花の色と形を「金の盃」にたとえた
ものである。
別名のカレンデュラは学名のCalendulaからきている。
この名前はラテン語のCalendae(毎月の第1日)に由来する。
どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけ
られたのであろう。
英名のポットマリーゴールド(pot marigold)である。
ヨーロッパでは、古くから食用や薬用(虫さされの薬)として
使われてきた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
俳句の季語は春である。
(みんなの花図鑑より))
「生きかはり死にかけりして打つ田かな」『村上 鬼城』
村上鬼城は慶応元年(1865)鳥取藩士の長男として江戸藩邸で
生まれ、高崎で代書業を営むかたわら、昭和13年(1938)に
没するまで、ホトトギス派の俳人として俳句を作り続けました。
汽車の車窓から田畑を耕す農家の人たちの姿を眺めていると、
この俳句の偉大さがしみじみと伝わってきます。
時間という永遠に繰り返される無限の流れ、その無限の流れの
中で、人は生まれ、人は死んで行きます。時が無限のように、
自然の摂理のもとで、人の生き死にも限りなく繰り返されます。
それにしても、この句からは、大自然の中での人間の卑小さが、
寂しく物悲しく映ってきます。
=============================
11月に咲いている花「金盞花(きんせんか)」
花の特徴 花の色は黄色、オレンジ色、クリーム色などである。
花径は7~12センチくらいである。
一重咲きのものと八重咲きのものがある。
日の出とともに開き夜には花を閉じる。
葉の特徴 葉はへら状で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、
種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
この花について 和名は中国名の「金盞花」を日本語読みしたもので、
「盞」には盃の意味がある。」花の色と形を「金の盃」にたとえた
ものである。
別名のカレンデュラは学名のCalendulaからきている。
この名前はラテン語のCalendae(毎月の第1日)に由来する。
どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけ
られたのであろう。
英名のポットマリーゴールド(pot marigold)である。
ヨーロッパでは、古くから食用や薬用(虫さされの薬)として
使われてきた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
俳句の季語は春である。
(みんなの花図鑑より))