名言名句(57)
「好色・博奕(ばくえき)・大酒・三つの重戒(じゅうかい)、これを古人おきてなり」 『花伝書』
恋愛遊戯、ばくち、大酒、この三つの戒めは、亡父観阿弥の
言った申楽の芸の稽古事に関する掟である、という意味です。
芸事にたずさわる者の注意事項について観阿弥が述べた言葉
ですが、これは、芸事の稽古に関わる事だけではありません。
一般的にも言えることです。
逆に、一般的なことを守れないようでは、芸事においても大成
しない、ということにもなります。
もっとも、いくらかの好色、若干のバクチ趣味、少々の飲酒癖
ということは、一人ひとりの人間は、みな持っています。
観阿弥の戒めは、度を越えてはいけない、ということです。
歳時記
立冬
11月7日。および小雪までの期間。
太陽黄径225度。霜降から数えて15日目頃。
立冬とは、冬の始まりのこと。
「立」には新しい季節になるという意味があり、
立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。
※これらを四立(しりゅう)といいます。
朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、
冬が近いことを感じさせる頃。
木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。
この日から立春の前日までが冬。
=============================
11月から咲く花「寒椿(かんつばき)」
開花時期は、11/25 ~ 翌 2/10頃。
・濃い紅色が鮮やか。八重咲き。
・花びらは1枚ずつ散る。
・公害に強い。
道路と歩道の間の植え込みなどに
よく植えられる。
・山茶花とは、
葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
なかなか見分けがつかない。
(学名的にもほとんど同じ)
【寒椿】
・枝が横方向に伸びるので
背丈が高くならない。
せいぜい高さ1mぐらい。
ただし、
「獅子頭(ししがしら)または
立寒椿(たちかんつばき)」
と呼ばれる品種は
背丈が高くなるので、
山茶花と区別がつきにくい。
(この品種は寒椿でなく
山茶花の一種として
紹介されることもある)
・花びらの数は多く、
14枚以上。
・花びらはあまり
しわしわにならない。
【山茶花(さざんか)】
・背が高い。
・花びらの数は少なく、
5~10枚。
(ただし数の多い品種も
あるようだ)
・花びらは
しわしわになるものが多い。
(季節の花300より)
「好色・博奕(ばくえき)・大酒・三つの重戒(じゅうかい)、これを古人おきてなり」 『花伝書』
恋愛遊戯、ばくち、大酒、この三つの戒めは、亡父観阿弥の
言った申楽の芸の稽古事に関する掟である、という意味です。
芸事にたずさわる者の注意事項について観阿弥が述べた言葉
ですが、これは、芸事の稽古に関わる事だけではありません。
一般的にも言えることです。
逆に、一般的なことを守れないようでは、芸事においても大成
しない、ということにもなります。
もっとも、いくらかの好色、若干のバクチ趣味、少々の飲酒癖
ということは、一人ひとりの人間は、みな持っています。
観阿弥の戒めは、度を越えてはいけない、ということです。
歳時記
立冬
11月7日。および小雪までの期間。
太陽黄径225度。霜降から数えて15日目頃。
立冬とは、冬の始まりのこと。
「立」には新しい季節になるという意味があり、
立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。
※これらを四立(しりゅう)といいます。
朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、
冬が近いことを感じさせる頃。
木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。
この日から立春の前日までが冬。
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11月から咲く花「寒椿(かんつばき)」
開花時期は、11/25 ~ 翌 2/10頃。
・濃い紅色が鮮やか。八重咲き。
・花びらは1枚ずつ散る。
・公害に強い。
道路と歩道の間の植え込みなどに
よく植えられる。
・山茶花とは、
葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
なかなか見分けがつかない。
(学名的にもほとんど同じ)
【寒椿】
・枝が横方向に伸びるので
背丈が高くならない。
せいぜい高さ1mぐらい。
ただし、
「獅子頭(ししがしら)または
立寒椿(たちかんつばき)」
と呼ばれる品種は
背丈が高くなるので、
山茶花と区別がつきにくい。
(この品種は寒椿でなく
山茶花の一種として
紹介されることもある)
・花びらの数は多く、
14枚以上。
・花びらはあまり
しわしわにならない。
【山茶花(さざんか)】
・背が高い。
・花びらの数は少なく、
5~10枚。
(ただし数の多い品種も
あるようだ)
・花びらは
しわしわになるものが多い。
(季節の花300より)