季節の花と言葉の花束

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季節の花「アベリア」

2017-11-13 04:22:48 | 暮らし
名言名句(63)

「踏まれても根強く忍べ道芝のやがて花咲く春に逢うべし」
  『脇坂 義堂』



どんなに踏まれても、根気よく耐え忍ぶことです。

道端の芝がやがては花咲く春を迎えるように、

どんな苦難に対しても根気よく耐えることで、

明るい時がやって来る、とうたっています。

脇坂義堂(1735-1801)は江戸中期の心学者で

京都の人。道歌と説教とで人道を説きましたが、

この歌も、道歌の一つです。

生まれてから死ぬまでの間、どんな人でも平穏な

人生で終わるということがないように、必ず、

苦境の時期があるものです。

職業においても同じです。いつも順調に仕事が

運ぶとは限りません。昇進だって、同期の者に

比べて遅れることがあるでしょう。

逆教にあるときに、慰めてくれるのがこの歌と

言えましょう。

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11月に咲射ている花「アベリア」

花の特徴 枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする

回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白ないし淡い紅色

を帯びた花をつける。

花冠は鐘形で、長さが2センチくらい、花径が1センチくらいである。

筒部は淡い紅色を帯び、先は5つに裂けて開き、色は白い

萼片は5枚である。

雄しべは4本、雌しべは1本である。

花にはよい香りがある。

葉の特徴 葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。

葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。

葉の質はやや厚く、艶がある。

実の特徴 なし

この花について 樹形は株立ち型である。

その他 タイワンツクバネウツギ(Abelia chinensis)と

アベリア・ウニフロラ(Abelia uniflora)の交雑種だと考えられてい

る。日本へは大正時代に渡来した。

和名はハナゾノツクバネウツギという。

和名の由来は、花の落ちたあとの萼片の形が羽根つきの羽根に似てい

るというところからきている。



(みんなの花図鑑より)



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