名言名句(68)
「近年分限になる人の子細を聞くに、其の家によき手代ありて、
是等がはたらきゆえなり。又家栄へたる人の俄におとろへるを
聞ば、是又其家の手代どもが仕えたゆえなり」『井原 西鶴』
「分限」というのは、富豪、金持ちのこと。
また「手代」は、江戸時代の商家で、番頭と丁稚の間に位する
身分で商家では、もっとも働き手ということになります。
この意味は、「このごろ、大金持ちになった人の事情をよく聞いて
みると、そういう商家にはよい手代がいて、その手代の働きで金持
になれたということが分かった。
また、栄えてきた家が俄かに没落した実情を聞いてみると、
これまたその商家の手代たちの良くなかったからである」
現代の経営学にもぴったり当てはまることです。」
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11月に咲いている花「吉祥草(きちじょうそう)」
花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。
花は下から上へと咲き上がっていく。
花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。
花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。
6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。
花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。
葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。
ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、
明るい緑色をしている。
実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が多い実)
は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。
この花について ―
その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。
属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J. Reinecke)
さん」の名からきている。
種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
(みんなの花図鑑より))
「近年分限になる人の子細を聞くに、其の家によき手代ありて、
是等がはたらきゆえなり。又家栄へたる人の俄におとろへるを
聞ば、是又其家の手代どもが仕えたゆえなり」『井原 西鶴』
「分限」というのは、富豪、金持ちのこと。
また「手代」は、江戸時代の商家で、番頭と丁稚の間に位する
身分で商家では、もっとも働き手ということになります。
この意味は、「このごろ、大金持ちになった人の事情をよく聞いて
みると、そういう商家にはよい手代がいて、その手代の働きで金持
になれたということが分かった。
また、栄えてきた家が俄かに没落した実情を聞いてみると、
これまたその商家の手代たちの良くなかったからである」
現代の経営学にもぴったり当てはまることです。」
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11月に咲いている花「吉祥草(きちじょうそう)」
花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。
花は下から上へと咲き上がっていく。
花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。
花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。
6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。
花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。
葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。
ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、
明るい緑色をしている。
実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が多い実)
は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。
この花について ―
その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。
属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J. Reinecke)
さん」の名からきている。
種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
(みんなの花図鑑より))