季節の花と言葉の花束

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季節の花「半化粧 (はんげしょう)」

2019-07-03 04:44:57 | 暮らし
名言名句(652)

「腹は寝るまで立っている」『光 秋』

数年前まで、母のせっかくの言葉にも関わらず、腹を立てなくても

いいことにまで短気を起こし、ずいぶんと損をしたことがあります。

そのたびに、母が諭してくれた「もっと気を長くもたなければ駄目

よ」という言葉と、短気は損気という言葉とを改めて胸の中で噛み

しめてみたりしたものでした。短気は、得をすることがありません。

ほとんど損をします。まさに短気は損気です。腹の立つことがあっ

たら、寝るまで立っているんだからいいじゃないか、とぐぅと憤り

を抑える努力をしたいものです。

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7月から咲く花「半化粧 (はんげしょう)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・上の方の葉っぱが、
 ペンキをべったり塗ったように
 白くなるのがおもしろい。

・「半化粧」
 「半夏生」
 「片白草(かたしろぐさ)」
 など、いろんな呼び名がある。

・花期に葉が白くなるのは、
 虫媒花であるために
 虫を誘う必要から
 このように進化したのではないか、
 といわれている(白くて目立つ)。

・花は葉と同じく白で、紐状。
・花が咲き終わって
 夏の盛りの頃になると、
 白い葉の白い部分は色落ちして、
 ふつうの緑色っぽくなる。

・山の水辺に群生することが多いが、
 都会でもときどき
 植えられてるのを見かける。



■名前の由来

「半夏生」(はんげしょう)
  夏至から数えて11日目頃
  (もしくはその日から5日間)を
  「半夏生」と呼ぶが、
  その頃に花が咲くことから。

 ※「半夏生」=「1年の真ん中」
   1/1~12/31の1年の、真ん中。
   「7月2日」のことが多い。
   「7月1日」のこともある。
   タコを食べる日、で知られる。

 なお、七十二候の「半夏生」は、
 正しくは
 「半夏(はんげ)が生ずる」
 の意味であり、
 その「半夏」とは
 烏柄杓(からすびしゃく)
 のことを指すが、
 「半夏生」といえば
 当ページの花を
 思い浮かべてしまう。


「半化粧」(はんげしょう)
「片白草」(かたしろぐさ)
  葉の半分ほどが
  白くなることから。

(季節の花300より)


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