季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「禊萩 (みそはぎ)」

2019-07-05 05:16:55 | 暮らし
名言名句(654)

「今日は夕刻まで色とたわむれていた。若い時の私なら、

こういう時、色と格闘していたというだろう」『志村 ふくみ』


企業に働く人たちににとっても、この格闘からたわむれは、

深い意味の示唆を与えてくれることでしょう。たわむれの

境地は、格闘の時期があって、初めてもたらされるもので

あるということ、若いうちは、がむしゃらに働くことに意味

があります。将来の余裕は、このがむしゃらを基盤として

成り立っているのです。この言葉は、『一色一生』という著書

の中にありますが、その中に、次のような言葉もあります。

「・・・・工芸の仕事は、材質が九割、人の心が一割と思う

ときさえある。その一割が九割を生かしてあまりあるとき、

それを名品と呼ぶのだろう」人の心の在り方がいかに大切な

ことかを主張した言葉です。

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7月から咲く花「禊萩 (みそはぎ)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 8/末頃。
・やや湿ったところに咲く。

・「みそはぎ」は
 「みそぎはぎ」を略したもの。
 「みそぎ」は水を注いで
  悪魔を払うこと。
 「はぎ」は「萩」。

 旧暦のお盆のときに、
 ミソハギの枝を水に
 浸して、仏前の供物に
 禊ぎ(みそぎ)をした。

 長野県などでは、
 お盆の日に、花に水をつけて
 玄関先でおはらいをして
 祖霊を迎える。


・薬効   整腸、湿疹、
      かぶれ、止血
・薬用部位 全草
・生薬名
  「千屈菜(せんくつさい)」

・別名
 「盆花(ぼんばな)」
   上記理由から。


★江戸時代までの「8月」は、
 明治以降は「7月」に
 前倒しになったので
  (旧暦→新暦)、
 江戸時代までの
 ”旧暦のお盆(8月中旬)”は
 今だと「7月中旬」に該当する。

 ただ、実際には地域によって
 「7月中旬」のお盆と
 「8月中旬」のお盆がある。
 また、単に「お盆」といえば
 ふつう「8月中旬」のことを指す。

= 8月13日~16日。
  8月13日は「祖霊を迎える日」
  8月15日は「お盆」
  8月16日は「祖霊を送る日」
     (京都、五山の送り火)

(季節の花300より



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