季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花(露草つゆくさ)」

2019-07-27 04:48:07 | 暮らし
名言名句(476)

「為せば成る為せねば成らぬ何事も 

成らぬは人の成さぬなりけり」『熊沢 蕃山』


熊沢蕃山(1619-91)は、江戸初期、中江藤樹に学んだ陽明学派の

儒者でした。名は伯継(たかつぐ)で、通称次郎八といい、号を

息游軒といいました。備前岡山藩主池田侯に二度仕えました。晩年

は播州明石に隠さい、時の城主松平信之の厚遇を受け、信幸の転封

と共に下総古河へ移ったところの時局論が将軍綱吉の忌きするとこ

ろとなって、禁錮処分を受けました。著書は約50巻あります。

人は気分の動物と言われます。気の持ち方で、積極的に人生を乗り

越えて行けることをキビキビとした語調で蕃山は教えてくれている

のです。やり遂げる気持ちの大切さを再認識させるために、この歌

があるともいえるでしょう。それに、成せばなるのだ、と思い込む

ことも大事な心の持ち方の方法です。まず、このことをしっかりと

心に刻み付けましょう。

=======================

7月に咲いている花「(露草つゆくさ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。
・名前は”露を帯びた草”からくる。
 朝露を受けて咲き始める。
 午後になるとしぼんでくる。

・雑草っぽいが
 美しい青色の花。
 
・花は3枚あり、
 うち2枚は青で大きく、
 残り1枚は白で小さい。
 この形、なんとなく
 「ミッキーマウス」に似ている♪
 (参考)ミッキーマウスの木

・薬効   へんとう炎、湿疹
・薬用部位 茎葉


・ツユクサの別名
 「蛍草」(ほたるぐさ)
   蛍を飼うとき
   籠にこの草を入れるから。

 「藍花」(あいばな)
 「青花」(あおばな)
   花で布を染めたから。

 「移草」(うつしぐさ)

 「月草」(つきくさ)
 「鴨頭草」(つきくさ)
   青色の花で
   紙や布をつき染めた。
   京都の友禅染めの下絵に
   使われる。

 「縹草」(はなだぐさ)

 「帽子花」(ぼうしばな)
   花を包んでいる
   苞(ほう)の形から。

 いっぱいありますね。




・ツユクサの近縁種で
 ツユクサより花の大きいものに
 「大帽子花(おおぼうしばな)」
 がある。


・「朝露に
  咲きすさびたる
  鴨頭草(つきくさ)の
  日暮るるなへに
  消(け)ぬべく思ほゆ」
  (鴨頭草=露草)
   万葉集

 「月草に
  衣は摺(す)らむ 朝露に
  濡れての後(のち)は
  移ろひぬとも」
   万葉集 

(季節の花300より)
<
">



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする