人生日訓(114)
「三人が行けば必ず我が師あり」
論語に出る孔子の言葉、なかなか味のある言葉である。三人の道連れの旅をする
と、その二人は必ずそれぞれ自分の先生として仰ぐべきものを持っているというほ
どの意味であろう。もっと自由に解釈して、「三人寄れば文殊の知恵」という通り、人
生の行路について、三人のひとりにめぐり合わせると、言う風にも受け取れる。自分
一人思いあがって、「俺のほどの人物はどこにもおるまい」とひとり天狗になってい
ないで、人間いたるところに青山あるという通り、この広い世間にはなかなか立派
なというものはどこにもいるのである。
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1月から咲く花「満作(まんさく)」
開花時期は、 1/20 ~ 3/25頃。 ・春に他の花に先駆けて咲くので ”まず咲く花”ということで だんだんと”まんさく”に なっていったらしい。 また、花がたくさんつくので 「豊年満作」から 命名されたとも。 欧米でも人気があり、 「魔女の榛(はしばみ)」 という名前もついている。 ・「万作」とも書く。 ・細長いひも状のちぢれた花。 黄色が鮮やか。 赤い種類のものもある。 この、ひも状の花弁の様子が、 踊り子の手足 のように見えることから、 古くから花木として 庭などに植えられる。 ・薬効 あせも、かぶれ、湿疹 ・薬用部位 葉 ・「支那満作(しなまんさく)」は、 花が咲くときに、前年の枯れ葉が まだひっついてることが多い。 ・2月25日の誕生花(満作)。 ・花言葉は「幸福の再来」(満作)。 ・「まんさくや 小雪となりし 朝の雨」 水原秋桜子
(季節の花300より)