人生日訓(230)
「苦労があって深い人生がわかる」
名にも不必要な苦労をわざわざする必要はない。しかし、この人生というものは初
めから幸福が天から降ってくるものではない。苦しんでこそ、そこに幸福がわかって
くる。若い女性が就職してくれるとお金の有難みも休日の楽しみもわかってくる。何
の苦労もなく生きると言うことは幸福には違いないが、人生の味は分かりようがな
い。「幸福」ということもわからない。生老病死、憂悲苦悩の人生にぶつかってこそ、
一歩一歩、人生の深さに達して行けるのではあるまいか。
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1月に咲いている花「冬牡丹(ふゆぼたん)」
お正月に見に行きたい花♪ ・防寒のワラ囲いと マッチしている♪ ・花は「牡丹」と同じだが、 特別な管理をすることで 冬の間に咲かせることが できるそうだ。 二季咲き性の牡丹を使う。 地温等のコントロールが かなり難しそう。 開花時期は1月頃。 ・冬牡丹とは別に 「寒牡丹(かんぼたん)」 という品種があるが(珍しい)、 それらを総称して 「冬牡丹」と呼ぶこともある。 ・「そのあたり ほのとぬくしや 寒ぼたん」 高浜虚子 「冬牡丹 咲きし証しの 紅散らす」 安住敦 「振り向きし 人の襟足 冬牡丹」 松崎鉄之助 「唐国へ 通ふ心や 冬牡丹」 古賀まり子
(季節の花300より)