人生日訓(219)
「蒔かぬ種子(たね)は生えぬ」
(仏教とは何か)
友松氏はよく気短の人から「仏教というのはどういう教えですか」と尋ねられる。す
ると、彼は半を押したように、「蒔かぬ種子は生えぬ」とお答えしている。これなら大
抵の人は分かってくれる。つまり因果の道理のことである。偶然の繁栄、無因の繁盛
などというものは、この世の中には無い。また、たった一つの原因で繁盛をもたらす
こともあり得ない。「一因」を主張するのはみんな迷信である。
(蒔いた種子でも)
いくらいい種を蒔いても、みんなそろってすぐ芽が出るとは限らぬ。土地が悪かった
李、光線が当たらなかったり、そうした「縁(えん)」が手伝わねば蒔いた種子でも生
えぬときがある。したがって折角蒔いた種子でも、芽の生えるのに、遅いのも早いの
もある。緑が不足でとうとう種子が死んでしまうときもある。
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1月に咲いている花「十月桜(冬桜)」
開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。 (二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。 ・花弁は白、または、うすピンク色。 ・全体のつぼみの3分の1が 10月頃から咲き (開花ピークは11月)、 残りの3分の2は春に咲く。 1年に2回楽しめる。 春の花のほうが少し大きいらしい。 秋や冬に、 「季節はずれに桜が咲いてるな」 というときは この十月桜であることが多い。 ・同様に、 秋から冬にかけて咲く桜に 「冬桜」がある。 (上記「写真集」に掲載) 「十月桜」と「冬桜」は似ていて、 「十月桜」の花びらはやや細めで、 八重のものもあり、 「冬桜」の花びらは太めで、5枚。 (両方並んでたら区別は難しそう・・)。 群馬県藤岡市鬼石(おにし)に 冬桜の名所がある。 十月桜も含めて、 秋から冬にかけて咲く桜のことを 総称して「冬桜」と 呼ぶこともある。 ・秋冬に咲く「桜」には 子福桜(こぶくざくら) もある。
(季節の花300より)