人生日訓(117)
「徳、孤ならず必ず隣あり」
論語に出てくる孔子の言葉である。かなり有名な句で、「有隣生」とか「有隣堂」とか、
固有名詞にさえしようされているほどである。立派な行為つまり「徳」というものは本
質的に立ち消えするものではなくて、必ず、その周囲に動き出す力をもっているこ
と。いま一つは、この世間というものは、「目kた千人、目あき千人」とはいうが、やh
り、世間の目というものは、よく見ている。ひどいくるいはないと思う。そして立派な
行為を見殺しにしたり、見逃さない。必ず自分の周りにいい広める、そういう本能的
な感性を持っている者らしい。かくして、徳は孤立しない。立ち消えしない。必ず、そ
の周りの人々に人々に影響をあたえずにはいない。波紋を作って広がって行く。
歳時記
小寒
1月6日。および大寒までの期間。 太陽黄経285度。冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。寒さが加わる頃とい う意味で、いわゆる「寒の入り」のこと。 小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくな る頃。これから冬本番を迎えます。 寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。 ※立春が「寒の明け」になります。 この日から、寒中見舞いを出し始めます。 |
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1月に咲いている花「蛇の目エリカ」
開花時期は、12/10 ~ 4/10頃。 ・冬から春にかけて咲く。 ・ピンク色で、まんなかに 黒い目玉のような模様あり。 これがぎっしり咲く。ユニーク。 この黒い目玉部分を 「蛇」の「目」に 見立てたものらしい。 (私は、ピンクの おおってるところと、 黒い目玉から 突き出ているのを柄とした 「蛇の目傘」からの命名、 だと思っていた)。 ・英名のHeath(ヒース)には 「荒野」の意味があり、 ヒースの咲く荒野は 詩や小説の舞台になっている。 ・別名 単に「エリカ」。 (こちらもエリカ)
(季節の花300より)