人生日訓(661)
「これを知る者はこれを好む者に如かず」
それは蜂のことを見たり、読んだり、いじったりすることが、とても楽しいと
いう状態、つまり、はたから頼まれて蜂の研究をしているのではなくして、自
分から楽しみで、あけくれ蜂の生態を喜び眺めているようになったら、この人
こそ、本当に蜂を知る者、蜂を好む者といっていい。誰に褒められようと、そ
の成果について世人が評価してくれようとくれまいと、一向そんなことに頓着
なく、人知れず、密かに、蜂の研究を楽しんで居る人こそ、ついに世間から尊
敬される人物と言うべきである。
歳時記
八十八夜
5月1日。立春から数えて八十八日目。 春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めま す。「夏も近づく八十八夜~」という歌もあるように、暖 かくなってきます。 最近は品種改良などが進み、昔ほど種まきに気を遣うこと もなくなったようですが、かつては八十八夜は種まきの大 事な目安となっていたようです。 「八十八」という字を組み合わせると「米」という字にな ることから、農業に従事する人にとっては五穀豊穣を願う 特別重要な日とされてきました。今でも、農耕開始の到来 を祝って神事が行われるところがあります。 |
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5月から咲く花「唐種招霊(からたねおがたま)」
開花時期は、 5/ 1 ~ 6/10頃。 ・中国原産(「唐種」の語源)。 ・香りがとてもよい♪ バナナのガムの香りがする♪ ・「おがたま」は 「招霊(おきたま)」の ことばに由来する。 神社などにも 植えられることがある。 ・「唐種小賀玉」とも書く。 ・原産国の中国名は 「含笑花」と書く。
(花図鑑より)
