人生日訓(669)
「世に生まれながら知る者少し」
驚くことはない。たまげることはない。手をこまねいて、ただ嘆息することは
ない。「千里の道も一歩から」というではないか。急いで、一気に智者聖人に
はなれない。しかし、誰にでもなれる可能性をもって生まれてきているお互い
ではないか。決して失意したり、絶望してはいけない。ここに人間の平等の自
覚が生まれえる。基本的人権というものも生まれる。聖徳太子の言葉だが、
我々凡人への励ましの言葉だと思う。
============================
5月から咲く花「山法師」
開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃。
(ヤマボウシ) ・「山法師」の名前は、 中央の丸い花穂を坊主頭に、 4枚の白い花びらを 白い頭巾に見立て、 比叡山延暦寺の 「山法師」になぞらえた。 ・花水木とよく似ているが、 咲く時期が 花水木より2週間ほど遅く、 また、花の先端がとがっている。 (花水木は丸い) ・秋には実が イチゴのように赤く熟す。 サッカーボールの形にも見える。 ・中国名は「四照花」。 枝いっぱいに花が咲いたときの、 四方を照らす様子を表現している。 ・ヤマボウシの別名 「山桑(やまぐわ)」 実の表面が桑のように ブツブツしているので。 ちなみに 桑 の 別名も「山桑」。 ・6月15日の誕生花(山法師) ・花言葉は「友情」(山法師) ・「常盤山法師(ときわやまぼうし)」 は、花が「山法師」そっくりなので 同じページに収めました。 花期と落葉有無が異なります。 「山法師」 5月中下旬が花期で、落葉樹。 「常盤山法師」 6月中旬が花期で、常緑樹。 (遅咲き) ・「この夕(ゆうべ) 柘(つみ)のさ枝の 流れ来(こ)ば 梁(やな)は打たづて 取らずかもあらむ」 柘(つみ)= 山法師 万葉集 作者不詳
山法師 (やまぼうし)
山法師 (やまぼうし)
(花図鑑より)