人生日訓(672)
「能く教うれば従う」
それでは教えさえすれば、どんな悪人でも立ち直って行けるのか
というと、そうはなかなか行かぬ。かくしてここに「能く」とい
う副詞が添えてある。これが教育の哲学であり、技術方法である。
下手にやっては従わないで、むしろ、抵抗し反逆するのである。
上手に相手の人間性をよく研究してb、いいタイミングをはかっ
て教えて行くのである。教える当人も、その姿勢を反省して、い
い工夫を以て相手を導くのである。しかし、いい教え方をすれば
、必ず従ってくるという信念をここで示しているのである。
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5月から咲く花「エゴノキ」
開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。 初夏の頃、桜に似た、 白かピンク色の花を いっぱい咲かせる。 ・実の皮は有毒で 魚をマヒさせるような毒があり 食べたときにのどを刺激して ”エグイ(ひどい)”味が することから この名になったらしい。 ・「売子の木」とも書くが、 あまり一般的ではない。 ・別名 「萵苣の木」(ちしゃのき)。 別の木で、 「丸葉萵苣の木」 というのもある。 「轆轤木」(ろくろぎ)。 昔、この木の材を ロクロで細工して、 おもちゃなどを 作ったところから。 この木の白い材は 固く粘りがある。 ・「知左(ちさ)の花 咲ける盛りに 愛(は)しきよし その妻の子と 朝夕に 笑みみ笑まずも」 (知左=エゴノキ) 万葉集 大伴家持
(花図鑑より)