一日一言名(265)
「お前の一言で、死ねなくなった」 /「今更何をおっしゃいます」
/「死ぬのはおやや、生きていたい」
おさんは京都の大経師(新暦を独占発行する朝廷御用の職人長)方の
美貌の幼妻、茂兵衛は正直者で聞こえた手代。駆け落ちした二人
だったが、行く末はなかった。冒頭は、夫や肉親に裏切られ続け、死を
決意したおさんが再び生きる意味を見付ける場面。
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6月に咲いている花「アサザ [浅沙]」
花の特徴 縁が糸状に裂けてフリルのようになった黄色い花を花茎の先につける。 花びらは5枚あるが、花の根元はつながっており、合弁花である。 一日花で午前中に開き、夕方には閉じる。
葉の特徴 葉は緑色のハート形をしており、地下茎から柄を出して水面に浮かぶ。 葉の直径は5~10センチくらいである。
実の特 徴果実は卵形で扁平なさく果(熟すと果皮が裂開する果実)
その他 漢字では「阿佐佐」とも書く。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 若葉は食用になり、ハナジュンサイの別名がある。 俳句の季語は夏である。
(花図鑑より)