季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

2023-06-26 04:35:10 | 暮らし
一日一名言(285)

一生の終わりも、夢の如くにして、又ゝ幻住(げんじゅう)

なるべし

芭蕉の永眠の地は旅先の大阪だった。冒頭は『幻住庵記』初稿本

から、彼の死生観の一端を伝えることばである。

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6月に咲いている花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

花の特徴 茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、 花径5センチくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。 舌状花は8枚で、キバナコスモスに似ている。

葉の特徴 細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

その他 属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」に由来する。そう果の形が南京虫に似ていることから。 種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。 

(花図鑑酔より)

         


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