一日一名言(286)
唯思起死回生術、何望軽裘肥馬門(けいきゅうひば)
冒頭は華岡青洲が門下生に贈った漢詩である。
「唯(ただ)に思う 起死回生(瀕死の患者の命を救うこと)の術
何ぞ軽裘肥馬の門(上等の毛皮の衣服と肥えた馬=富貴の象徴)
を望まん」と読み下す。
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6月に咲いている花「イヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」
花の特徴 茎先に長さ1センチから5センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼である。 萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。 雄しべは8本、花柱(雌しべ)は3本である。
葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。
その他 イヌタデの名には「食べられない蓼」という意味合いがある。 料理に使うのはヤナギタデで、別名をホンタデ、マタデなどという。 別名をアカマンマという。 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ)」に由来する。葉がモモの葉に似ているという意味である。 種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味である。
(花図鑑より)
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