一日一名言(325)
日本は父の国朝鮮は母の国、恩に愛に固より厚薄の別あること
なく父母両国共に栄え行かんこそ宿年の望なれ
時代は明治、「新聞小説記者」という職業があった。記事ではなく、小説を
新聞に寄稿するのが仕事で、半井桃水(なかいとうすい)はその売れっ子の
一人(だから樋口一葉が入門し、桃水は彼女の心の恋人となった)。また、
海外特派員の先駆けでもあった。冒頭は、薩摩藩士の父と朝鮮貴族の母を持つ
主人公・林正元の言葉である。
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8月に咲いている花「アサガオ [朝顔]」
花の特徴 早朝に漏斗形の花を開き、昼前にしぼんでしまう。 ただし、日陰にある場合は夕方まで咲き続けることもある。 花柄には小さな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。 雄しべは5本、雌しべは1本である。
葉の特徴 葉はほこ形で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)
この花について 江戸時代に入ってから観賞用として急速に広まり、様々な改良品種がつくられた。 種子を生薬で牽牛子(けんごし)といい、利尿剤、下剤とする。 俳句の季語は秋である。
(花図鑑より)