一日一名言(326)
庭も心も暗闇に、うち撒く油、流るゝ血。踏みのめらし、
踏み滑り。見うちは血潮の赤面(あかづら)赤鬼
「日本のシェークスピア」、近松門左衛門は四十年にわたって人形浄瑠璃・
歌舞伎作家として活躍し、『曽根崎心中』や『冥土の飛脚』などの作品を
百十編以上、後世に残している。冒頭は、強盗殺人事件という、近松にしては
特異な題材を扱い、晩年に近い享保六年に初演となった『女殺油地獄』の
大詰めである。
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8月に咲いている花「アサザ [浅沙]」
花の特徴 縁が糸状に裂けてフリルのようになった黄色い花を花茎の先につける。 花びらは5枚あるが、花の根元はつながっており、合弁花である。 一日花で午前中に開き、夕方には閉じる。
葉の特徴 葉は緑色のハート形をしており、地下茎から柄を出して水面に浮かぶ。 葉の直径は5~10センチくらいである。
実の特徴 果実は卵形で扁平なさく果(熟すと果皮が裂開する果実)
その他 漢字では「阿佐佐」とも書く。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 若葉は食用になり、ハナジュンサイの別名がある。 俳句の季語は夏である。
(花図鑑より)