季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

2023-08-20 04:27:56 | 暮らし
一日一名言(340)

万次郎は不思議な人だ。大名とも話すし乞食とも話す

中浜博『私のジョン万次郎』

大抜擢人事だった。土佐出身の26歳。漂流して米国に渡り、10年のちに帰国

した元漁民を「中浜万次郎」として直参に召し抱えたのだ。その万次郎の心に

は、冒頭の言葉のように、度胸と博愛が同居していた。

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8月に咲いている花 「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

花の特徴 花茎の先に十数個の花が散形につく。 花弁は5枚である。 花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。 花の真ん中も濃い紅色をしている。 雄しべの葯の色は黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。 小葉の形はハート形をしている。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。 別名をフシネハナカタバミという。 日本へは戦後に渡来した。 現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道ばたなどに生える。 ムラサキカタバミに似ているが、こちらは花の真ん中は黄緑色である。 また、雄しべの葯の色は白い。 属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。 種小名の articulata は「節目のある」という意味である。 

(花図鑑より)

       

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