一日一言
抑(おさ)えが効く
人々の要求や不満などを押しとどめて、
服従させるような統率力が備わっている
ことを言う場合に用いる。
★さすがに社長が見込んだ男だけに、部下の
抑えが効く部長だ。
6月に咲いている花「紫陽花(あじさい)」
開花時期は、 6/ 1頃~ 7/15頃。
ちょうど梅雨時期と重なる。
紫陽花は日当たりが苦手らしい。
・名前は「あづさい」が変化したものらしい。
「あづ」は「あつ」(集)、
「さい」は「さあい」(真藍)で、
青い花が集まって咲くさまを表した。
「集真藍」
「味狭藍」
「安治佐為」 いろいろある♪
・日本原産。
・本来の「紫陽花」とは、唐の詩人の
白居易さんが命名した別の紫の花のことで、
平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が
今のあじさいにこの漢字をあてたため
誤用がひろまったらしい。
(でもいい雰囲気の漢字です)
・中国では「八仙花」または「綉球花」と呼ぶ。
・色がついているのは「萼(がく)」で
花はその中の小さな点のような部分。
しかしやはり萼(がく)が目立つ。
・「萼(がく)紫陽花」の”萼”は
”額”と表記することもある。
・「隅田の花火(すみだのはなび)」 へ。
(名前がおもしろい♪)
・紫、ピンク、青、白などいろいろあり。
花の色は土が酸性かアルカリ性かによっても
変わるとのこと。
具体的には、
酸性土壌 → 青色っぽくなる
アルカリ性土壌 → 赤色っぽくなる
また、花の色は、土によるのではなく遺伝的に
決まっている、という説もある。
・江戸時代にオランダ商館の医師として
日本に滞在したシーボルトはこの花に魅せられ、
愛人の「お滝さん」の名前にちなんで学名の
一部に「オタクサ」の名前を入れたとのこと。
(でも実際にはシーボルトより前に学名が
つけられていたため、シーボルトがつけた
学名は、採用されなかったそうです)
・6月2日、7月1日の誕生花(紫陽花)
7月13日誕生花(萼紫陽花(がくあじさい))
・花言葉は「辛抱強い愛情、元気な女性」
(紫陽花)
「謙虚」(萼紫陽花(がくあじさい))
・「安治佐為(あぢさゐ)の 八重咲くごとく
弥(や)つ代にを
いませ我が背子(せこ) 見つつ偲ばむ」
橘諸兄(たちばなのもろえ) 万葉集
「紫陽花や 折られて花の 定まらぬ」
藤原保吉(ふじわらやすよし)
「紫陽花や 藪(やぶ)を小庭の 別座敷」
松尾芭蕉
「紫陽花の 末一色(すえひといろ)と
なりにけり」 小林一茶
「紫陽花や はなだにかはる きのふけふ」
正岡子規(まさおかしき)
(季節の花300より)