季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「女郎花 (おみなえし

2014-08-21 04:07:44 | 暮らし
一日一言

心境の変化

気持ちや考えが変わることを意味し、

以前の心の在り方と現在の心の在り

方とが違ってくる事を指して言うのに

用いいる。

★社会人になった娘は以前と違う心境の

変化が見え始めた。


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7月から咲いている花「女郎花 (おみなえし

開花時期は、 7/ 5 ~ 10/10頃。
・黄色い清楚な5弁花。
 山野に生える。

・「おみな」は「女」の意、
 「えし」は古語の
 「へし(圧)」で、
 美女を圧倒する美しさから
 名づけられた。

 また、もち米でたく
 ごはん(おこわ)のことを
 「男飯」といったのに対し、
 「粟(あわ)ごはん」
 のことを「女飯」といっていたが、
 花が粟つぶのように
 黄色くつぶつぶしていることから
 「女飯」→「おみなめし」
     →「おみなえし」
 となった、
 との説もある。

・漢字で「女郎花」と
 書くようになったのは
 平安時代のなかば頃から、
 と言われている。


・根は漢方薬になる。

・「男郎花(おとこえし)」
 という花もあり、
 こちらは白い花。
 形はそっくりだが
 女郎花より
 「力強く」見えるとのこと。


・別名
 「粟花」(あわばな)、
   黄色い花が
   粟に似ているから。

 「思い草」(おもいぐさ)。

 
・8月16日の誕生花(女郎花)
・花言葉は
 「約束を守る」(女郎花)


・「手にとれば
  袖(そで)さへ匂ふ 女郎花
  この白露に 散らまく惜しも」
   万葉集 作者不詳

 「女郎花 秋萩凌ぎ さを鹿の
  露分け鳴かむ
  高円(たかまど)の野そ」
   万葉集 大伴家持

 「さを鹿の
  己が棲む野の 女郎花
  花にあかずと
  音をや鳴くらむ」
   金槐和歌集 源実朝

 「ひょろひょろと
  猶(なお)露けしや 女郎花」
   松尾芭蕉
(季節の花300より)


 

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季節の花「青桐」

2014-08-20 04:55:33 | 暮らし
一日一言

新規蒔き直し

一度蒔いた種の芽が出ないので、再度蒔き直しを

するという意味から、物事を最初から改めてやり

直すことのたとえに用いいる。

★事業の倒産により、再建に向けて新規蒔き直し

の決意で頑張ることを誓った。


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7月に咲いていた花「青桐」

開花時期は、 7/ 5 ~ 7/15頃。
・街路樹でよく見かける。背が高い。
 幹が緑色なので見分けやすい。
 生長が早く、
 大きな葉が涼しい木陰をつくる。

・樹皮が緑色で、
 葉が桐に似ているので”青桐”。
 きれいな幹。なめらか。

・夏に、うす黄色の花が咲く。
 (高いところにあるので
  ほとんど目立たない)
 花は咲いたら
 すぐ「落ちる」ようで、
 咲き終わりの時期は
 木の下に立っていると
 雨のように花が
 「降って」くる。壮観♪
 (柿の花も同じような感じですね)  
 花が「降った」あとはまるで
 「じゅうたん」のようになる。


・実は袋状で大きい。
 中に種子がある。
 袋状のところに
 ぶら下がるようすは、
 痰切豆に似ている。

・材は家具用となる。
・「梧」とも書く。
・韓国で昔、黄帝が即位した際、
 青桐の上に鳳(おおとり)が
 止まった、との伝説がある。

・別名
 「梧桐(ごとう)」


・似ている花へのリンク
 槐(えんじゅ)  犬槐


(季節の花300より)


 とうねずみもち

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季節の花「松葉牡丹(まつばぼたん)

2014-08-19 04:07:10 | 暮らし
一日一言


辛気(しんき)臭い

気分がくしゃくしゃして面白くない、思い通りに

ならなくて気が滅入る、じれったくて気がもめる

と言う場合に用いる。

★彼女ののろまな行動を眺めていると、実に辛気

臭い気持ちになる。


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7月から咲いている花「松葉牡丹(まつばぼたん)

開花時期は、 7/ 1 ~ 10/25頃。
 長い間咲き続ける。
・「松葉牡丹」
 「ポーチュラカ」ともに
 よく似てるので、
 同一ページにしました。

・ブラジル原産。
 全世界の温帯、熱帯にある。
 暑ければ暑いほどよく繁る。
 強健な草花で、
 強い日照りにも耐えて
 次々と一日花を咲かせる。

・アロエやサボテンなどと
 同じ貯水能力と、 
 気孔が夜開くという
 特殊な光合成能力がある。

・「松葉牡丹」は、
 線形の葉を「松」に、
 花を「牡丹」に
 見立てたことから
 「松葉牡丹」に。


・松葉牡丹よりも
 ポーチュラカの方が
 葉が大きい。

・「ポーチュラカ」の別名は
 「花滑り莧
  (はなすべりひゆ)」。
   滑り莧、の改良種で、
   花がきれいなところから。
・色がさまざまあって美しい。

(季節の花300より)


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季節の花「朝顔」

2014-08-18 04:38:06 | 暮らし
一日一言

心気(しんき)が湧く


心がいらだって気分が悪くなると言う

意味から、業を煮やして気持ちが落ち

着かない状態を指して言う場合に用い

る。

★彼の仕事の遅さには日頃から感じて

いるように心気が湧くことだ。

類語:心気を燃やす


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7月から咲いている花「朝顔」

開花時期は、 7/ 1 ~ 10/10頃。
・中国原産。
 平安時代に日本に渡来した。

・日没してから約10時間後に
 開花する(朝4時頃)。
 朝のうちが、花に勢いがある。
・夏から秋まで長い間咲き続ける。
・さまざまな色で楽しませてくれる。


・夏は全国各地で
 「朝顔市」が開かれる。
 東京では、台東区入谷(いりや)の
 「朝顔市」が有名。
 毎年、「七夕」の前後の
 7月6、7、8日に開催。
 入谷の言問(こととい)通り沿いに
 朝顔売りの店がズラリと並ぶ。

 その時期にはふつうの朝顔は
 まだ咲いていないことが多いが、
 開花調整して
 早めに咲かせたものを
 朝顔市に並べているそうだ。

  (参考→) ほおずき市


・園芸店などで売られている
 鉢植えは、
 「行灯(あんどん)づくり」
 がほとんど。
 (竹やプラスチック製の
  輪がついた支柱に
  つるをからませて
  花を咲かせる方法)

・「朝顔 = 朝の美女」
 の意味らしい。


・古代の中国では
 朝顔は高価な薬で、
 牛と取引されたほどの
 ものだったので
 漢名の「牽牛(けんぎゅう)」
 はそれにちなむ。 
 (牽牛子(けんごし)
  と呼ばれていた)
 今でも漢方では
 種子を下剤や利尿剤に使う。

・「西洋朝顔」の花は
 ふつうの朝顔によく似ている。
 葉っぱには毛がなく
 葉の形も異なる。
 「ヘブンリーブルー」
 などの品種が有名。

・8月4日の誕生花(朝顔)
・花言葉は
 「愛情、平静」(朝顔)


・「朝顔や
  客が好みの 立ち話」
   水原秋桜子

 「朝顔に
  釣瓶(つるべ)とられて
  もらひ水」
  (または「朝顔や ~」)
   加賀千代(かがのちよ)

 「暁(あかつき)の
  紺朝顔や 星一つ」

   高浜虚子

(季節の花300より)




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季節の花「鳳仙花 (ほうせんか)」

2014-08-17 04:03:38 | 暮らし
一日一言


心が疲れる

神経が疲れる、体の奥底に疲れがたまる

という場合に用いる。

★市民苦情係は毎日の苦情相談で、心が

疲れると、彼はぼやいていた。



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7月から咲いている花「鳳仙花 (ほうせんか)」


開花時期は、 7/ 1 ~ 9/20頃。
 夏から初秋にかけて咲く。
・インド近辺原産。
 日本には17世紀頃に渡来。

・花を鳳凰(ほうおう)に
 見立てた中国名。
・島倉千代子の唄の題名。
・実は熟してくると、
 はじき出される。

・別名
 「爪紅(つまべに)」
   昔、鳳仙花の花で
   爪を染めたことから。


(季節の花300より)


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