季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「ネリネ」

2017-12-26 04:44:11 | 暮らし
名言名句(106)

「親切な笑顔の景品」『松下 幸之助』

松下電器(現パナソニゥtク)の故松下幸之助会長の著書

「商売心得帳」があります。

こんな一文があります。

「お客さんにお付けする景品のうちで何にも増して重要な

ものは何かということになったら、皆さんはどんな景品を

あげられるでしょうか。考え方はいろいろありますでしょう

が、私はそれは、親切な笑顔ではないかと思います」この

言葉からは教えられる点が少なくありません。

一つは、笑顔の少ない現代の接客の在り方を暗に戒めている

点、一つは、笑顔が商売をスムースにさせ、売り上げを伸ば

せることです。

==========================

12月に咲いている花「ネリネ」

花の特徴 1本の茎に10輪くらいの花がつく。
花びら(花被片)には艶があり、花径は5、6センチくら

いである。

花の色は白、ピンク、赤、朱色などがある。

花もちがよく、切り花などによく使われる。

葉の特徴 葉は線形で、翌年の初夏まで残る。

実の特徴 ―

この花について 英名をダイヤモンドリリー

(diamond lily)という。

属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス

(Nereis)」からきている。

その他 彼岸花(ヒガンバナ)に似ているが花茎が

中空ではなく、花もやや小さい。

また、花が咲くときに葉も出ている。

(みんなの花図鑑より))


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「デージー」

2017-12-25 04:38:48 | 暮らし
名言名句(105)

「雪の白さに、私は冷たさを感じない。なぜなら、私の心の汚れ

を隠してくれるぬくもりを持っているから」『光 秋』


降り積もる雪を見ていると、雪の持つ現実の冷たさが

伝わってくるような気持になります。

ぞくぞくと背中に寒気を覚えます。しかし、かなりの

積雪を見ていると、冷たさと冷たさが合わさって醸成

されるぬくもりを感じるのです。私が広島の山奥の田舎

から上京したのは昭和28年のことでした。

その翌年の1月、スキーの上手な友人に誘われて、初め

て新潟県の石打スキー場に出かけました。スキー列車と

言ってもいいほどのぎっしり詰め込まれた夜行列車の中

で、その頃評判を呼んでいた石原慎太郎の「太陽の季節」

を読んだ記憶があります。まずしいけれども若さと未来

のある青春の一夜でした。

歳時記

クリスマス

12月25日は、キリストの誕生を祝う日として、前夜

のクリスマス・イヴとともに盛大なお祝いをします。

キリスト教の信者たちは教会に行ってミサをしたあと、

家族や知人が集まってパーティを開き、プレゼントを

交換したり、七面鳥の丸焼きなどのクリスマス料理で

賑やかに祝います。

しかし日本では宗教的な意味から離れ、パーティを開い

たりプレゼントを交換したりする、年末の楽しい行事に

なっています。

==============================

12月に咲いている花「デージー」

花の特徴 花茎の先に頭状花が1つだけつく。

野生種は一重の白花だったが、園芸品種には重弁の

ものが多く花色も多彩である。花の真ん中には黄色

い筒状花が集まる。

その周りを舌状花が取り囲む。日を受けると花開き、

曇りの日や夜は閉じる。舌状花は雌性である。筒状

花は4つから5つに裂け、色は黄色い。

葉の特徴 葉はへら形で、根際から生える。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟し

ても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見

えるもの)である。

この花について 属名の Bellis はラテン語の

「bellus(美しい)」からきている。

種小名の perennis は「多年生の」という意味である。

その他 日本へは明治時代の初期に渡来。

園芸的には一年草扱いをされている。

和名は、雛菊(ヒナギク)という。

延命菊(エンメイギク)、長命菊(チョウメイギク)

などの別名もある。

イタリアでは国花となっている。

俳句の季語は春である。

(みんなの花図鑑より))


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「つわぶき」

2017-12-24 04:33:05 | 暮らし
名言名句(104)

「凩(こがらし)が公園の樹々を激しく揺すっている。しきりに動く

欅(けやき)の木立を見ていると、動くことは生きること、同意語

(しのにむ)に想えてくる」『木津川 照夫』


木枯らしの吹きすさぶ季節がやってくると、何の理由も

ないのに、心のどこかに冷たく寂しい想いが湧いてきます。

その寂しい情感のたゆたいの寄って来るところは、人の心

がいつも密かに追い求めようとする向日性の気持ちがそう

させるのでしょうか。この季節、公園に佇んでいると、

木枯らしのために、枝も折れんばかりに樹木が激しくざわ

めいている光景に行き合うことがあります。その中でも、

人の神経を震わせるような欅の木立ー。その細い枝の一本

一本は、「ああ、この震えは、人が呼吸し、動いているの

と同じなんだなあ」という思いに駆られます。

たとえ植物であっても、動くことは、明日に向かって生き

ようと努めていることなのです。生きることと、同意語と

もいえるのです。

====================================

12月に咲いている花「つわぶき」

花の特徴 花茎を立てて10輪くらいの黄色の花

(頭花)をつける。

花径は4センチから5センチあり、筒状花も舌状花も黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は円心形で、分厚くて

艶がある。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開

せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

この花について 属名の Farfugium はラテン語の「farius

(列)+fugus(駆除)」からきている。

種小名の japonicum は「日本の」という意味である。

その他 「蕗」という文字を用いるがフキの仲間ではない。

「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから

来ている。

「艶蕗(つやふき)」ないし「艶葉蕗(つやばぶき)」が

転訛して「つわぶき」になったと言われている。

葉は塩ゆでなどにして食することができる。

また、九州名産のキャラブキは本種を原料としている。

昔は薬草としても用いられていた。

葉を火にあぶって湿布薬にしたという。

なお、津和野という土地があるが、この地名は「つわぶき

の野」という意味をもつ。俳句では「石蕗(つわ)の花」

が冬の季語である。

(みんなの花図鑑より))


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「ストック」

2017-12-23 04:58:04 | 暮らし
名言名句(103)

「この一日は惜しむべき重宝なり」『正法眼蔵』


鎌倉初期の禅僧で、日本曹洞宗の開祖である道元(1200-53)

の言葉ですが、道元の宗教観の滲み出た言葉であると同時に、

の日常生活に心しまければならぬ言葉でもあります。

今日この一日は、何ものにも代えがたい貴重な宝とも言うべき

一日である、ということですが、一日という日時の大切なこと

を意識の片隅で考えていながらも、つい安易に過ごしてしまう

のが大方の人の一日の送り方、過ごし方です。一日を宝物の

ように大事に扱うということは、自分自身の人生の集積を大事

にするとになります。しかし、一日は、あっという間に過ぎ去

ってしまいます。一日を大事に思うということを自覚するには、

朝の目覚めを大切にすることです。

============================

12月に咲いている花「ストック」

花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に

つく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。

八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが

好まれている。

花には強い香りがある。

葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。

葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。

実の特徴 花の後にできる実は角果(雌しべの中にある

仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのもの

には生殖能力はない。

ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること

もできる。

この花について 和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。

妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布

(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていること

から転訛したという。

種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花と

されている。

ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べる

こともできる。

属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん

(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。

種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という

意味である。

その他 PHOTO1撮影者:zepkitさん/PHOTO2撮影者:アリスさん

(みんなの花図鑑より))


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「白詰草(しろつめぐさ)」

2017-12-22 05:06:21 | 暮らし
名言名句(102)

「礼は夫婦が謹むに始まる」『礼 記』

「礼記」は、中国の周末から漢代に至る間の儒者の古礼に

関する記録とその注釈書ですが、そこに夫婦が互いに尊敬

しあって身を謹むことから、周囲の人たちへの礼儀作法が

及んでいくものだ、のこの言葉であります。

礼儀の根本を教えてくれる言葉ですが、ごく身近な例で考

えてみましょう。ある家を訪問します。すると、直感的に、

なんとなく、冷え冷えとした空気を感じることがあります。

その家の夫婦の間に、第三者の計り知ることのできない

違和感の生じているらしいことが、伝わってくるのです。

人間社会の愛の在り方は、夫婦となった者同士のその

ぬくもりの心を根源とするものだと思われますが、それが

見事に破壊されてしまっているのです。

============================

12月に咲いている花「白詰草(しろつめぐさ)」

花の特徴 花序径は15ミリから25ミリくらいある。

小さな蝶形の花が球状の総状花序(柄のある花が花茎に

均等につく)をつくっているので、1つの花のように見える。

葉の特徴 葉は幅の広い倒卵形で、中央にVの字の

白い模様のある3枚の小葉に分かれている。

稀に4枚のものもあり、「四つ葉のクローバー」と言われる。

実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子

が入るもの)である。

この花について ―

その他 アイルランドでは国花とされている。

英名はホワイトクローバー(white clover)である。

オランダからやって来たギヤマン(ガラス器)の箱に、枯れ

草がクッション材として詰められていたというのが起源である。

それが和名の由来でもある。

(みんなの花図鑑より))



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする