季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「 イジュ [伊集]」

2023-06-25 04:48:26 | 暮らし
一日一名言(284)

私は(米)大統領に対し、われわれは歴史的チャンスを

失った、と語った

アイルランドの首都レイキャビクで行われた、レーガン米大統領

とゴルバチョフ書記長による首脳会談。

冒頭は会談終了後のゴルバチョフ書記長の言葉だが、チャンスは

失われてはいなかった。潜在的合意をてこに冷戦が終結するのは

わずか三年後、五年後にはソ連が消滅する。

====================================

6月に咲いている花「 イジュ [伊集]」

花の特徴 枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径3~4センチのツバキに似た白い花をつける。

葉の特徴 樹皮は厚く、褐色をしている。 葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉の表面には艶がある。

実の特徴 実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、10月ころに5つに裂ける。

この花について 樹皮は厚く、褐色をしている。

その他 材は建築用材とされる。 樹皮にはサポニンが含まれ、魚を獲るのに使われる。 なお、小笠原諸島に分布するヒメツバキと同一とする見方もある。 種小名の liukiuensis は「琉球の」の意味。 


(花図鑑より)

       

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「 アンゲロニア(サマースナップドラゴン) 」

2023-06-24 04:42:00 | 暮らし
一日一名言(283)

武士道と云は、死ぬ事と見付たり

山本常朝(つねとも)は佐賀(鍋島)藩士だったが、四十一歳の年、

主君の死去を機に出家した。草庵に居を定めた常朝の談話をまとめ

たのが武士道の書『葉隠』である。冒頭の言葉のほかに、こうも語

っている。「武士道は死狂ひ也。本気(正気)にては大業になたず。

死狂ひする迄也」

=================================

6月に咲いている花「 アンゲロニア(サマースナップドラゴン) 」

花の特徴 花の色は青、紫色、白、ピンクなどのものがある。 花径は1センチくらいだが、たくさんの花がつく。 花冠は5つに裂け、喉の部分には模様が入る。 花はよい香りがする。

葉の特徴 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。 葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

この花について 花茎が次々と伸びて、こんもり茂る。

その他 英名はサマースナップドラゴン(summer snapdragon)である。 スナップドラゴンはキンギョソウのことである。 種小名の angustifolia は「細葉の」を意味する。 

(花図鑑より)

       


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アルストロメリア」

2023-06-23 04:50:10 | 暮らし
一日一名言(282)

これからの日本は海運と貿易を興すことが第一です

岩崎弥太郎は三菱財閥の創始者。彼がまだ土佐藩士だったころ

日記に、「藩営商会の看板を下ろし、土佐開成商社と披露したく

・・・・」という文章がある。その名称は土佐の荒波と前藩主・

山内容堂の雅号「九十九洋(つくもなだ)」に因んだ「九十九

商会」に落ち着く。現在の三菱グループの芽生えである。 

===============================

6月に咲いている花「アルストロメリア」

花の特徴 茎先から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、長さ5センチくらいの筒状花をつける。 花被片は6枚である。 内花被片が3枚、外花被片が3枚ある。 花の色はオレンジ、黄色、ピンク、紫、白などがあり、内花被片の内側には斑点がある。 この斑点は昆虫を誘うためのものである。 雄しべは6本あり、曲がっている。

葉の特徴 葉は幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。

その他 分類体系によってはユリズイセン科(アルストロメリア科)とする場合もある。 和名はユリズイセンである。 オランダで品種改良が行われ、大量栽培されるようになった。 日本へは昭和のはじめに渡来したが、普及はしなかった。 近年になって人気が出てきた。 英名はリリーオブザインカ(lily of the Incas)である。 そこから「インカの百合」とも呼ばれる。 

(花図鑑より)

        

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花 「アラゲハンゴンソウ(キヌガサギク) [粗毛反魂草]」

2023-06-22 04:32:13 | 暮らし
一日一名言(281)

懐に銭の乏しきそれもよし、

こころの貧(ひん)をいかにせましな

吉井勇は伯爵家出身。西郷隆盛や大久保利通とともに維新を駆けた

祖父を持つ。生まれは東京・高輪。薄幸の詩人、石川啄木と同じ

明治十九年生まれである。

冒頭の歌のように、人生に向き合うようになる。

=================================

6月に咲いている花「アラゲハンゴンソウ(キヌガサギク) [粗毛反魂草]」

花の特徴 花径が4~6センチくらいある頭花で、舌状花は黄色く、真ん中の筒状花は黒紫色をしている。

葉の特徴 根際から生える葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。 縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

この花について 全草を硬く粗い毛が覆い、葉質はざらつく。

その他 日本へは大正時代に観賞用として渡来した。 昭和時代の初期に北海道や東北地方で野生化が始まり、現在では関東地方から四国にかけて帰化している。 その繁殖力にはすさまじいものがある。 近縁種のオオハンゴンソウの筒状花は黄緑色なので区別ができる。 別名をキヌガサギクという。 

(花図鑑より)

        

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アヤメ [文目]」

2023-06-21 04:46:19 | 暮らし
一日一名言(280)

わけてもわたくしこと、かならず御しんぱいくだされぬやう、

ねがいたてまつり申候

冒頭は1859年の九月一日に橋本左内が母にあてた手紙の一節だ。

このころ、左内は自分が死刑になるなどと考えてはいなかった。

==================================

6月に咲いている花「アヤメ [文目]」

花の特徴 茎先に花径5~8センチくらいの青紫色の花を1~3輪くらいつける。 内花被片と外花被片が3枚ずつある。 外側に3枚の大きな花びら(外花被片)が垂れ下がる。 この花びらのつけ根の部分にある網目模様と黄色い斑特徴である。

葉の特徴 葉は剣状で直立し、地下茎から群がり生える。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)この花について漢字では「綾目」とも書く。 あるいは「菖蒲」とも書くのだが、こちらのほうは「ショウブ」とも読めるのでややこしい。 

(花図鑑より)
       
      

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする