何の新鮮味も無い話題で恐縮です。先ごろ日比谷線の新型車13000系の概要が発表され東武20000系グループと共に全車両の置き換えが決定した日比谷線の03系ですが、東急9000系・1000系を追いかけていた際練習がてらに撮影していた画像が出てきたのでアップ致します。
長年続いた東横線との直通運転を終了し、東急線に姿を見せるのは鷺沼検車区への出入庫時のみとなってしまった03系。写真は高周波分巻チョッパ制御の初期車両ですが、東急線内では車内案内表示機・自動放送共に対応していなかった為、東横線で来られると物凄くガッカリしたものでした。
後年に通勤ラッシュ対策で8両の内、前後の2両を5扉化した編成も登場しました。現在は混雑も緩和され、バリアフリー化や安全対策が重要視されるようになって来たため、このような多扉車は過去のものになって行くようです。
2010年代に入ってから、チョッパ制御編成のVVVF化改造と共に自動放送・LED表示の改修(東急・東武の両線へ対応化)などが施行されたため、今しばらくの安定期かと思われましたが早くも置き換えに着手とは、時代の流れの早さを実感させられます。5扉車の廃車は仕方ないにしても、他の経年の浅い3扉車は何処か地方私鉄からの引き合いがあると良いのですが・・・。