町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

SE車60周年記念ロゴ付VSE&MSE

2017年10月22日 | 小田急電鉄

今年2017年の小田急ファミリー鉄道展では久々に事前応募で海老名検車区に保存されている初代3000形が事前応募で公開される予定でしたが、台風21号の接近に伴い車両基地公開と見学会は21日(土)のみの開催に留まりました。来場者や旅客の安全を考慮すれば当然の判断ではありますが、記念すべき90周年の年に台風が襲来しようとは何とも不運だったとしか言い様がありません。また各地で甚大な被害の報道が相次いでいますが、この度の台風で被害に遭われた地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、イベントは中止になってしまいましたが何も書かないのも詰まらないので、SE車就役60周年のロゴマークを掲げて夏空の下を快走する現代のイメージリーダー50000形VSEと60000形MSEの画像を貼ります。VSEは過去の記事と同じアングルですが・・・。

来年2018年3月には、MSEから10年ぶりとなる新型ロマンスカー70000形の登場も控えている他、長年続いた複々線工事が遂に完成を迎え大規模な列車増発がなされる等、明るい話題が続き沿線民としては楽しみなところです。

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1000形&2000形新塗装と保存台車を見る

2017年10月10日 | モノレール・新交通システム

前回の続きのような内容ですが、2015年から登場し運用されている再リニューアル塗装の1000形と2000形を過去に撮影していたので掲載します。1000形に関しては最終的に10000形によって全車両が置き換えられる事が発表されながらも、2015年12月から1091Fを最初に2度目の塗装変更が実施されました。

本来なら昭和島で撮影を行うかと思いましたが、人が多かったので断念し、以前撮影した画像の中から再リニューアルされた後の1000形1043F。流通センター駅のホーム先端で捉えました。車体塗装の変更以外にも、車内の座席のモケットが10000形と同一品に更新されました。背景は大田区平和島の中核である東京物流センターなので、海上コンテナを載せたトラックが僅かに写っていますね。駅最寄のセンタービルの展示場では各種イベントが開催される為、週末の開催日は通勤客以外の利用も増えますが、この日は特に何も無く、閑散としていました。

2000形の中で一番最初に塗装変更された2031Fです。VVVFインバーター制御車で経年の浅い2000形は置き換えの対象にはなっておらず、今後も10000形と共に継続使用される見込みです。1000形同様に、こちらも座席は更新されましたが、車内案内表示の液晶画面化などは行われず旧来の路線図式のまま存置されています。

昭和島車両基地内には初代車両100形の台車が保存されていますが、1000形の台車も新たに保存展示(通常は非公開)されていました。正式名称はHAF-18台車と呼称するようです。東京モノレールでは、開業時よりフランスのミシュラン製タイヤと国産のブリジストンタイヤを採用しており、ミシュラン製品が日本市場で初採用されたのは乗用車などではなく東京モノレールが初めての事例でした。2社を採用する事でコストダウンを狙ったもので、各々幅やトレッドパターンが異なりますが保存になったのは後者のブリジストンタイヤ使用の台車です。

こちらが初代車両100形の台車。都市交通としてのモノレール第1号は東京モノレールですが、その輝かしい初代車両が台車のみの保管になったのは少々残念です・・・。

 

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東京モノレールまつり2017

2017年10月08日 | モノレール・新交通システム

昨年に続き、東京都大田区の昭和島車両基地にて東京モノレールまつり2017が開催されました。本来なら7日の予定でしたが、悪天候の影響で一日延期された為本日の開催になったようですが、晴天に恵まれ絶好の行楽日和の中での開催ということもあり出勤前に急ぎ足ですが参加して来ました。

会場へ向かう前に上りホームより、試乗会に充当されていた2041Fを撮影。よく見ると、前面窓内に懐かしい行先が掲げられています。昭和島駅は周辺の工場と東京都下水道局(森ヶ崎水再生センター)への通勤利用が主で、休日は閑散としていますが、この日ばかりは家族連れや鉄道マニアで賑わいを見せました。

正門でパンフレットを受け取り、保線車の展示スペースへ向かう途中に見掛けたヘッドマーク装着の10000形。通電中のようで、行先表示や車内灯が点灯していました。浜松町寄りがフォトスポットとして記念撮影を楽しめるようになっていましたが、晴天の日の午前中はこのアングルで撮影すると逆光になってしまいます。

整備場内では2000形が編成を解かれた状態で展示され、車両下部の通り抜けも出来るようになっていました。妻面をじっくり見るのは初めてですが、中間の棒連結器が随分シンプルで小ぶりなことに驚きます。普段は絶対に見れないスカート内部の台車や制御機器類を間近で見れるのもイベントならではです。

普段は非公開の保線車も、この日は車内に立ち入る事が出来ましたが内部は見学者が多いので撮影は行いませんでした。。。この黄色い保線車、いつも昭和島駅を通過する時に車窓から見ていますが、間近で見るのは新鮮ですね。

 

 

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東急東横線を行く副都心線7000系

2017年10月05日 | 首都圏の地下鉄

千代田線の6000系の姿を見る事が殆ど無くなって早くも5ヶ月、残存する3編成も風前の灯火と言っても良く、大きな注目を集めていますが、筆者は乗車がすっかり難しくなった6000系の面影を求めて副都心線~東急東横線を中心に活躍中の7000系を追うようになりました。こちらは現時点で置き換えに関わるニュースリリースは無く、今しばらくは安定した活躍を見せるようです。

東急東横線への直通に当たり、8両編成が必要になることから副都心線の専用車両として中間車の7600形(T車)と7700形(M1車)を抜いた上で改造工事が施されました。この改造で8両編成の7000系は15編成が登場し、内7編成が小窓ドアの初期車両です。副都心線対応に当たっては、外装変更と減車以外にも乗務員室の運転台を10000系準拠の新規品に交換するなど、見た目以上に中身は変化しています。

東横線内では速達列車の運用も設定されており8両編成は急行、10両編成はFライナー特急運用に就く姿も見られます。7000系の初期車両は1974年の有楽町線開通時の登場で既に43年が経過していますが、様々な改造工事を受けながら東京都心部の路線で活躍している姿を見る事が出来るのは相当に凄い事ですね・・・。

車内設備は6000系と瓜二つと言っても良く、乗客視点では2段式のLED表示器が相違点でしょうか。ちなみに東急東横線・みなとみらい線内の自動放送は小田急電鉄と同じく日本語を西村文江さん、英語をクリステル・チアリさんが担当しており、小田急に直通していた頃の6000系を偲ばせるには充分な存在です。

1983年の池袋~営団成増間開通に伴い、初期製造の編成に組み込まれた中間車車内(上の写真でも窓の大きさが違うことで判別出来ます)です。半蔵門線向けの8000系の要素を取り入れている為、製造当初から1段下降式窓を装備し、座席袖仕切りが床に接しないタイプを採用、また天井からは扇風機が廃止され、冷房化改造後はラインデリアになっています。

 

副都心線対応改造から、来年で10年が経過しますが車齢が40年を超えているだけに、いつ置き換えの発表が来ても不思議ではないので、沢山来る内にたっぷり撮影しておこう・・・と思いました。

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千代田線6000系6102F健在

2017年10月01日 | 首都圏の地下鉄

39年に渡る小田急線直通も終了し、6120Fと6129Fがインドネシアへ譲渡され遂に3編成が朝ラッシュ時間帯を中心に運用されるのみになった6000系ですが、残存する中で最古参車両となる6102Fは真っ先に落ちるかと思いきや、しぶとく生き残り未だに活躍を続けています。

小田急非直通運用の中では唯一日中も運用がある43Sに充当された6102F。1971年に登場した1次量産車で、大手町~霞ヶ関間の開業時に登場しました。既に登場から46年(!)を数え東京都心でも最古参の部類に入る車両になってしまいました。現在は常磐緩行線に入る事も珍しくなった為、捉えるのが難しくなってしまい運用に一喜一憂している撮影派の方も多いと思われます。この現状を見ると、意外と最後まで残るのでは・・・?と淡い期待を抱いてしまいますね。

上の列車の折り返し我孫子発霞ヶ関行きを綾瀬駅で捉えました。この場所は本来なら午後順光なので、朝の内は逆光になってしまいますが、運のいい事に6102Fの到着を前にして太陽に雲がかかり、上手い具合に収まりました。頑丈なアルミ車体ですが、改めて見ると疲労を感じさせます。

代々木上原で、現在の主力で最新鋭の16000系4次車と共に並ぶ6102F。6000系は未来的な車体デザインと新機軸満載の走行機器が評価され、量産車登場の翌年1972年にローレル賞を受賞していますが、16000系も2011年に受賞しました。

制御装置のVVVFインバーター化と共に大規模な車内更新も実施した為、そこまで劣化している印象はありませんが、案内表示類が無いドア上や、首を振る扇風機の存在など、それなりに時代を感じさせるようになりました。6000系最大の特徴だった幅の広いキノコ型貫通路は全て改修され、新たに引き戸が新設され見られなくなりました。引退まで遂にカウントダウンが始まった感がありますが、最後まで無事に走り続けて貰いたいものです。

 

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