町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

いろいろ仙台市営バス

2017年08月31日 | 東北地方の地下鉄・路線バス

先日から1泊2日の駆け足で、仙台市を訪問して来ましたが、その際に駅前バスターミナルで仙台市交通局の路線バスを撮影してきました。市営バスにも地下鉄と同じく一日乗車券が存在する他、JR東日本の企画切符である“仙台まるごとパス”のフリーエリアにも含まれている関係で、乗車の機会はそれなりにありましたが、首都圏のバス事業者から車両を購入する事はなく基本的に新型車の導入を行ってきた為、撮影意欲がイマイチ湧かずにいたので、これが初めての撮影です。

先ずは全国でお馴染み、いすゞエルガの大型ノンステップ車PKG-LV234L2(2009年式)です。仙台市営バスでは、市役所を中心にした十二支の方位に基づいて動物のイラストで営業所を示すユニークな特徴を持ち、写真の車両は川内営業所(酉)の所属で2009年頃から大量投入されました。

上写真のエルガと同じく川内に所属する三菱ふそう・エアロスターKL-MP35JM(2002年式)、大型ワンステップ車で2002年~2003年に12台が導入されています。

首都圏ではとっくに見られなくなったエアロスターMのツーステップ車も健在でした。実沢営業所(戌)に所属のKC-MP617(1996年式)で、1995年に15台、1996年に12台が導入されています。市営バス独特のカラードガラスに逆T字窓が何とも豪華な雰囲気に感じますね。

上のエアロスターMと同型式のMP617(1995年式)、僅か1時間ほどの間に2台もツーステップのエアロスターMを見れるとは、首都圏在中者には感激の一言です・・・。東京都内はどこを見ても色違いのエルガ・エアロスターのノンステップで埋め尽くされたと言っても過言ではない為、どこの会社の車両でもツーステップ車が来ると嬉しくなりますね。

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どうなる東急8500系

2017年08月29日 | 東京急行電鉄

今年3月17日、東急は来る東京オリンピック開催とその2年後の2022年に控えている会社創立100周年に向けて田園都市線に2020系の導入を発表しましたが、現在進められているホームドアの設置工事と併せて2008年以降置き換えが止まっていた8500系にも遂に先が見えてきました。本来の計画通りに置き換えが進んでいれば既に8500系は撤退しているはずでしたが、大株主だったJALの経営破綻や副都心線との直通による東横線への設備投資などから置き換えが後回しにされ、遂に2015年には登場から40年を迎えていますが未だ田園都市線の顔として君臨しています。

そんな8500系ですが、今のところは纏まった数が在籍している為少し待てば来る状況ではあるものの、先に触れたホームドア設置の準備として、先端部に柵が設置される駅も増えており今後の撮影は少々難しくなるかも知れないことや、数が少なくなってから騒がしくなる前に少しでも多く撮り貯めておこうと今更ながら真面目に撮影を始めました。

2010年代も後半になりましたが、8500系よりも新しい車両でさえ引退が相次いでいる中で40年以上も主力車両として活躍し、堂々の長編成で都心乗り入れを続けているのはかなり凄い事ですね・・・。趣味的な目線からは、7700系等とも併せて昭和の東急電車を気軽に楽しめる貴重な存在になりつつあります。とはいいつつ筆者自身、子供の時は5000系と少数派の2000系に夢中で「いつになったら8500系は置き換えられるんだ?」と思っていた事もあり、無くなると分かってからその良さを認識する辺りはやっぱりマニア精神かと実感しております(なんと自分勝手な・・・汗)

東急の路線は何処も乗客が多いですが、日中の閑散時間帯に誰もいない車内の光景を収める事が出来ました。写真は1981年から登場した中期車の車内で、8人掛けだった座席を7人掛けに変更し袖部の手すり形状も改めドア周りに余裕を持たせています。荷物棚の形状(金属管構成から格子状へ)や、座席の色(臙脂色からブラウンとオレンジの組み合わせへ)などを除けば、登場した時の面影を随分保っていますね。

1997年から登場した室内更新車の車内。化粧板・床材を新品に交換し座席を8人掛けから7人掛けのバケットシートとし、袖仕切りとスタンションポールの新設を施行しました。5000系の製造が決定したため、2001年でこの工事は終了しています。

現段階であれば、ほぼ全てのバリエーション(初期車・中期車・後期車に更新車とVVVF試験車etc…)が見られるので、乗車も撮影もたっぷり楽しんで行きたいところですね。

 

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東京総合車両センター夏休みフェア・展示車両

2017年08月27日 | JR線

今年の夏休みフェアの展示車両は電気機関車2両と電車2両の陣容ですが、1987年にJR東日本が発足してから30周年の記念すべき節目の年という事もあってか、なかなかに豪華な並びになりました。今日は1両ずつそれらを掲載して行きます。

現在は285系電車で運転されている“出雲”のヘッドマークを着けて登場したのはEF65 1115号機。1979年8月に川崎重工業で落成し、東京機関区に配置され東海道~山陽本線系統の寝台特急を牽引して来ました。現在の配置は田端運転所で、同所に配置されているEF65‐1000の中で唯一スノープロウを装備しない特徴をもっており、イベント時に何かと起用されることが多くなっています。

今年一番の目玉と言っても良いEF81‐81号機は、1985年の国際科学技術博覧会で、2度に渡りお召し列車牽引を担いました。1989年2月に赤2号1色に変更され、その後北斗星牽引機と同じく銀の流星が描かれたスタイルで活躍しましたが、2014年8月に突如お召し列車牽引時の姿に復元され、寝台特急カシオペアの代走や工事列車など多彩な列車の先頭に立ち大きな注目を集めています。前頭部に装着された日章旗が実に誇らし気ですね。

電車では1996年まで鶴見線で運用され、首都圏に残る旧型国電として知られたクモハ12052が久々に姿を見せました。1959年に鶴見線の閑散時間帯に単行で運転出来るように、クモハ11210より改造され産まれた形式です。定期運用終了後も長年相方を務めた053番と共に保管されて来ましたが、2010年にその053が廃車解体処分になり、大船工場でも母体となったクモハ11の248が長期間保管されながらも結局博物館入りが叶わず2013年に解体された為、旧31系電車の貴重な生き残りになっています。正面サボは何故か南武線の稲城長沼行きですが、掲げるなら運用実績がある南武支線の[尻手⇔浜川崎]の方が相応しかったのでは・・・と個人的に思いました。

首都圏の通勤路線ATC化に伴い、1977年に登場したクモヤ143形。21両が登場しましたが、廃車が進行し現在は8番・9番・11番の3両が車籍を有しています。列車番号が自車の番号になっていますね。

EF65‐1115とEF81‐81の2両並び。筆者はそれほど熱心な機関車マニアではないですが、この両者が顔を揃えている場面は痺れるものがありますね・・・。

クモハ12052とクモヤ14308。クモハ12はこれからも大切に保管されて行くと思いますが、クモヤ143はいつ全廃になってもおかしくない時期になってしまいました。首都圏では残り少ない事業用電車として、少しでも長くその姿を見せていて欲しいものです。

 

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東京総合車両センター夏休みフェア2017開催

2017年08月26日 | JR線

毎年の恒例行事であるJR東日本・東京総合車両センターの一般公開が本日開催されました。本当なら今日は行く予定は無かったのですが、展示車両にクモハ12とEF81‐81号機が並べられると聞き、慌てて休暇の申請を行い参加して来たので、その模様をお伝えします。

先ずは車両展示の4車種ですが、前回と比べるとJR発足30周年という記念すべき節目のせいか、かなり豪華なラインナップです。これらについては後日改めて記事にしますので、今日は構内の気になったものの画像を色々載せて行きます。

車両吊り上げ実演に使用されたクハE233です。2000番台のマト17編成が検査のため入場していた為に起用されたようですが、スカートの無い姿は巨大な鉄道模型のジャンク品を見るような感じがしてなりません・・・。

検査棟ではE231系0番台の中央・総武緩行線が入場中で、作業の途中のようでした。普段見れない床下や妻面を観察出来る絶好の機会です。

500番台と共に、6扉車のサハE230の姿も。中央・総武緩行線のE231系は武蔵野線や八高線への転用が発表されているので、最後の入場になりそうです。

山手線から続々転入しているE231系500番台と、車掌体験に使用中のE233系。通電はしていますが、どちらも編成は解かれています。

目の前には車両移動用の機械が編成をバラされたE233系・231系の間に置かれていました。凸型スタイルのせいか、森林鉄道の機関車のようにも見えますね・・・。形式などは何ていうのでしょうか?

 

次回へ続く。

 

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東急東横線90周年、青がえる復活?

2017年08月20日 | 東京急行電鉄

今年で東急東横線は、開通から90周年を迎えることとなり各種イベントの実施が発表されましたが、その中で青がえるの愛称で親しまれた初代5000系をイメージしたラッピング電車が走り出すようです。

ラッピングを施されるのは5050系8両編成のどれかになるようです。10年以上前、田園都市線に2代目5000系が登場した頃、鉄道模型雑誌のRM MODELSに存在した「ウソ電」なるコーナーで2代目の5000系を緑にして初代に近づけてみようという趣旨の記事がありましたが、よもや10年以上過ぎて発祥路線に実車に現れるとは、全く分らないものですね。

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