町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

横浜新都市交通シーサイドライン1000形

2016年04月10日 | 首都圏のモノレール・新交通システム

去る先週4月2日はシーサイドラインフェスタ2016が並木車両基地内で開催されましたが、残念ながら筆者は仕事が入ってしまい行くことが出来なくなってしまいました。そこで画像は何か無いもんか・・・とSDカードを漁っていたら引退直前の1000形の写真があったので載せていきます。

八景島駅に進入する1000形、トップナンバー編成でラストランも務めました。今はステンレスにカラフルな幾何学模様の2000形に置き換えられましたが、やっぱりシーサイドラインといえばこの色、この車両ですよねえ。1989年7月の開業時に5両編成17本が製造され、長らく活躍して来ましたが2007年に第7編成が車体修繕の対象から外され初の廃車が発生し、その後暫く動きは見られませんでしたが、2011年より2000形の登場で本格的な置き換えが始まり2014年5月24日を以て全編成が運用を終了しました。

1000形の車内設備、撮影モードを切り替えなかったせいで暗めに写ってしまいました。。。ロングシートに1.3メートルの両開き扉を配した通勤電車らしい車内ですが、ブラインドの代わりに横引きカーテンを設けているのが特徴でした。

さよなら運転を終えて並木車両基地に入庫した1000形、正面には職員お手製のボードを掲出しています。隣の編成も既に車籍を消されています。

2000形に囲まれる1000形。運転終了後に解体作業の準備に取り掛かるのかと思いきや、ひとまず5両まるごと保管される事になって一安心です。

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東急クマ

2016年04月03日 | 東京急行電鉄

開け放たれているデハ3456の戸袋に目をやると、懐かしい以前の注意喚起ステッカーが現在でも残っていました。

東急電車では御馴染みクマのキャラクターのドアステッカー。東横線に9000系が登場した辺りから現れたもので、文字の変更など微細に変化はしているものの、30年余りの長期に渡りドア際で乗客に注意を促し続けています。某大手イラストサイトでは「ノーパン熊」「はいてない」と残念なあだ名を付けられているこのクマですが、イラストレーターの原田治さんが東急からの依頼でデザインを手がけたもので、ご本人の日記にその顛末が書かれていました。

http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20120907 どうも何処かで見たようなクマだと思っていたら、日立ルームエアコンのクマの流用だったんですね。

ちなみに2代目がこちら。1998年頃にリニューアルされ、子供に配慮したのか注意を促す文章が平仮名と片仮名に変更されました。また駆け込み乗車防止のステッカーは広告に変更され上下に離れて貼り付けられるようになっています。ちなみにこのステッカー、秩父鉄道の7500系のもので、この他には伊賀鉄道など譲渡されて他県へ行ってもまだ変わらずに注意を呼びかけているのですから実に働き者です(笑)

現行のクマがこちら。新しい東急のゆるキャラ「のるるん」が登場したので取って代わられるのかと思いきやデザインはそのままに灰色の枠線が消えて車内側から貼り付けられるようになり、裏面(車外)には新たな注意書きが追加されました。何の気なしに見ている注意書きですが、実は裏で結構色んな考えがあって作られているんですね。

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