町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

北区・飛鳥山公園の6080号車

2017年03月31日 | 保存車両・廃車体・特殊車両

昨日は早くに仕事が片付いた為、午後の空いた時間に東京都北区の飛鳥山公園へ立ち寄ってきました。日本気象協会の桜の開花情報によると、開花は咲き始めの段階との事でしたが王子駅側に設置されているモノレールのアスカルゴには行列が出来るほどの人出には驚かされました。今回は桜ではなく、園内に保存されている都電6080号車とD51-853号機を見ることが目的でしたが、園内はどこも人が多く写真を撮るのが大変でした。。。

今回大塚駅前から王子駅まで乗車した8900形8901号車です、荒川線といえば少し前まで7000形が主力でしたが、あっという間に本形式に置き換えられました。先代の8800形より此方の方がシャープな印象で好きですね。

ドアが閉まっている側から、飛鳥山公園内の6080号車。以前は車体が荒廃していましたが整備し直され現在の姿になりました。安全上、前照灯や窓ガラスは全て撤去されてしまっています。

車内設備もこの通り、照明装置や吊り手などは全面撤去の上ロングシートは木製ベンチになっています。都市部の公園に置かれている車両の宿命でしょうが、天井や壁に落書きが目立つのが残念です。

反対側からもう一枚、一応、ビューゲルや床下機器などは残存している他上屋も設置されているので恒久的に保存する意思はあるようです。しかし、前回の整備から時間が経過している為、あちこちに再び傷みが見られるようになりました。

6080号車の目の前に保管されているD51-853号機は自由に運転台に出入り出来る割には幾分か良好な状態を保っているようです。が・・・

看板に機関車に上らないように書かれているにも関わらず屋根や正面に上る子供が多く、親も野放しにしているのに閉口しました。万が一の怪我などが起きた場合、北区の方に苦情が行ってしまうのでしょうが、こうした事が日常になっていると公園での車両保存も考え物です。いっそ柵でも作って外観を見るだけにした方が良さそうな気がするのですが・・・。

 

 

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京急800形(標準塗装)を撮る

2017年03月21日 | 京浜急行電鉄

現在は新1000形の大量増備で廃車が進行し、昨年末には823編成が登場時のカラーに復元され話題の京急800形を撮影して来ました。去年はリバイバルカラー目当てで行ってはみたものの、人が多く満足の行く写真にならなかったので再挑戦です。個性的な出で立ちの京浜急行の車両郡も今やすっかり標準化が進んでしまいましたが、共に引退が迫る2000形と共にかつての京急らしさを残した車両だけあってカメラを向ける人が増えて来た印象ですね。

本線上り普通列車運用に充当中の827編成、羽田空港国際線ターミナル駅がホームドアを設置しての開業になったため、唯一の優等列車運用だったエアポート急行からはまた外されてしまい再び普通列車の運用に戻りましたが、もう一度800形の優等列車に乗車してみたいですね。

浦賀駅に入線する825編成。行先表示は既に品川になっていますが、種別幕は回している途中でした。もう少しタイミングが良ければ特急の表示を出したかのような姿になったので惜しいところです。下降式一段窓やワンハンドル式運転台を採用した800形は登場の頃、相当斬新な車両だったと思いますが上部に配置された一灯の前照灯、勢いよく開閉する片開きドアなど昭和時代の京浜急行の姿を今に伝えるのはこの形式だけになってしまいました。

ステンレス無塗装の片開きドアや、天井の大きな扇風機が今となってはクラシカルな印象です。片開き4扉という独特な設備は当時京急の副社長だった日野原保氏が乗降時間は扉の僅かな幅ではなく扉の数で決まるという考えのもと採用されたとのことです。

現在は広告+長方形で文字による二ヶ国語表記のステッカーが主流になっていますが、大変特徴的な旧デザインのステッカーを現在も見ることが出来ます。京急のドアステッカーは手のひらデザインの大きな円形の物が有名ですが、かつては戸袋側にこのステッカーが貼られていました。赤文字の“注意”の表記とともに、血が点々と落ちている他社では見られない痛そうなデザインです。下部の京浜急行の文字も懐かしいですね。

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青葉台のブルーリボンシティ

2017年03月18日 | 東急バス

東急バス青葉台営業所では、虹が丘営業所と同様に巨大な団地が多数存在するため通勤ラッシュ対策として1987年以降、長尺大型車の導入を進めてきました。路線車は日野自動車と日産ディーゼル(UDトラックス)を中心に配置され、過去にはブルーリボンの高出力・長尺3扉車など特徴的な車両が多数見られましたが、低床車の登場以後もその陣容はバラエティーに豊んでいます。その中で、かつて青葉台では主力だった日野自動車の車両のうち、最末期に導入されたブルーリボンシティの姿を捉えました。

十日市場線に充当され、乗客を降ろして待機中のAO635(KL-HU2PREA・2005年式)です。青葉台の名物車とも言えるこの型式は2003年に13台、2005年に3台が導入され、写真のAO635は2005年度導入分で手摺や床材の仕上げに相違が見られます。2003年度導入分は既に除籍済みなので、見掛ける機会もすっかり減少しましたね・・・。

上のAO635と同時に導入されたAO634(型式も同一)、鴨志田団地線に充当され折返し待ちの姿を撮りました。全長11.39メートルの大型車体とワイドな中4枚折戸は朝晩の通勤時間帯に本領を発揮します。

青葉台駅に引き返すAO634号を後部から捕らえました。後部の座席の背もたれが見えない(下部を黒で隠している窓に注目)事から、ロングシートになっている事が伺えます。

今回はAO636の姿が見れなかったことや、特徴的な車内の写真が撮れなかったのでまた近い内に撮影に行きたいですね。

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江ノ電バスのRP

2017年03月06日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

かつて首都圏では富士重工ボディーを架装した車両が当然のように見られましたが、同社の2003年のバス事業撤退によりその歴史は終止符を打ちました。現在は経年による置き換えも完了しつつあり、首都圏の事業者に在籍する車両自体が珍しくなっていますが、江ノ電バスの湘南営業所ではKL-規制の新7Eがまとまった数在籍し、現在も活躍を続けています。

藤沢駅北口ロータリーで待機する新7E(日産ディーゼルKL-RP252GAN・2002年式)です。2003年まで販売されていた9メートル大型路線バスで、平成11年排ガス規制に合わせて販売されました。

上の155号車と共に導入された150号車。何れも2002年9月の導入で、最初は藤沢営業所配置→2011年6月に湘南営業所へ籍を移しています。中ドアには横浜市営や神奈中などでも見られるドアステッカーが貼られていることに注目。

上の新7Eの製造終了に伴い、RP系は西日本車体工業のボディーになりました。写真は2004年式で車体こそ異なりますが、型式は同一です。

おまけに、江ノ電バスも例外なくワンマン機器を更新しており運賃表示機がデジタルから液晶画面になりました。しかし、車内放送(以前の京王バスと同じ人)音声は更新されず、頻繁に変更される広告部分のみ似た声質のアナウンサーの起用で対処しています。

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登戸の新型エルガ

2017年03月01日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

2016年2月より、武蔵境を皮切りに続々と配置されている新型エルガですが、そのうち一般路線車は全車両いすゞ車で統一されている登戸営業所にも当然のように投入されました。去年配置された時は、数をそのうち増やしていくだろうと思いスルーしていましたが向ヶ丘遊園駅に16-E9356号車が姿を見せていたので、撮影して来ました。よく考えたら、昼間の明るい時に小田急新型エルガを撮るのは初めてでしたね・・・。

旧エルガに囲まれて待機中の16-E9356号車(QDG-LV290N1・2016年式)です。登戸では第二世代のエルガを置き換えるため、比較的纏まった数が配置されました。以前に掲載した狛江の車両とは異なり、行先表示は在来車同様の三色LED(9367号車以降フルカラー)を踏襲しています。

E9121がリアを向けてしまっていますが、旧エルガと並ぶと新型車の角ばった車体や特徴的な冷房装置がよく目立ちますね。

おまけに撮影し易い位置に停車していたので、上の16-9356号車とは10年違いの06-E9140号車(PJ-LV234L1・2006年式)です。E989号車(U-LV324L、吉祥寺からの転属車)の置き換えに導入されました。車内の手すりがオレンジに着色されるようになり、近代的な印象ですが既に今年で11年目を迎えました。KL-規制のエルガ置き換えが一段落した現状では、次はPJ-規制車にも除籍の手が回ってきそうな予感ですが、今しばらくは活躍する姿が見れそうです。

走行中に撮影したのでブレまくりですが、LED表示から更新が進む液晶画面による停留所名表示器です。各営業所で進行していますが、今後ワンマン機器はレシップ製を採用して行くようですね。

 

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