町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

2016年終末

2016年12月31日 | 鉄道・バス雑記

2016年も遂に残すところ一時間を切ってしまいました。今年もまた鉄道の動きで色々な話題がありましたが、春の北海道新幹線開業で明るい話題に沸いた一方、長年親しまれた列車・路線が入れ替わるように姿を消した年でもありました。その中で、我が地元の小田急電鉄は、今年3月のダイヤ改正より小田急~東京メトロ~JR東日本の三社による相互直通が開始され、小田急車が常磐線の取手まで、また反対にJR車が唐木田・本厚木まで運行区間を拡大したことが大きなトピックでした。そんなわけで今年最後の更新は小田急車両で締め括ります。

今年の年賀状にも使用した、急行線を快走する4000形です。冬場は建物の影が伸びて来るのが早く、順光時間ながら側面に影が落ちてしまいました。

大晦日の狛江駅北口に佇むD9372号車。小田急関連で忘れてはいけないのが、遂に同社にも登場したフルカラーLEDによる行先表示を搭載した新型エルガです。今は珍しい存在ですが、今後は主力になっていくのでしょうね。

それでは更新頻度が落ち気味の当ブログですが、アクセス頂いた皆様に御礼申し上げますとともに、また来年2017年もお付き合いの程よろしくお願い致します。

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小田急30000形試乗会

2016年12月14日 | 小田急電鉄

昨年より全編成が「EXEα」へ更新を受ける事が発表され、第一陣が出場し注目されている小田急30000形EXEですが、出勤途中に定番撮影地で撮影してみました。

“はこね”に充当中の30000形。通勤電車による分割併合が消滅した現在、60000形MSEと共に日常的に連結・切り離しの場面を見ることが出来る数少ない列車になりました。見る角度や天候によって変化する、ハーモニック・パールブロンズと呼ばれる30000形の塗装ですが、写真で撮ってみると余り華やかな印象はありませんね。

駅張りポスターで試乗会の告知がされるようになりました。今回は中学生以下の子供と保護者を対象にしており、1名での参加は残念ながら出来なくなっています。応募は12月28日締め切りとのことなので、希望される方はお早めに。

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泉龍寺参拝(東京都狛江市の寺院)

2016年12月10日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

狛江営業所に在籍する“きゅんた号”08‐D9298号車(いすゞ自動車製PKG-LV234L2・2008年式)です。狛江営業所は管轄する地域が広い為、なかなか捉えるのが難しい同車ですが、この日は幸運にも狛01系統で運用されており狛江駅北口ロータリーでじっくり観察できました。筆者以外にもスマホのカメラを向けている人がおり、なかなか人気を集めているようです。

続いて多摩川住宅から戻ってきた昨年導入の三菱ふそう新型エアロスター(QKG-MP38FK・2015年式)、ライト回りが一新され、一層精悍な印象になりました。この型式の導入により2003年度導入車の除籍が進みましたが、この15-D6078号車は増発目的での導入となった為、代替の廃車は発生しませんでした。2015年はいすゞ自動車のエルガがモデルチェンジを控えていたため、久々に全営業所でいすゞ車の新規導入が行われなかった年になっています。

前置きが長くなりましたが本題です。前回は同市中和泉に鎮座する伊豆美神社の事を記事にしましたが、今回は元和泉1丁目の泉龍寺へ参拝して来ました。

北口を出て徒歩約2分のところに見える山門。この泉龍寺は曹洞宗に属する寺院で山号は雲松山を名乗り、福井県の永平寺・神奈川県の総持寺を大本山としています。伝承によれば奈良県の東大寺の初代別当を務め、雨降山大山寺を開基したことで知られる良弁僧正が765年にこの地で雨乞いを行い、法相宗・華厳宗兼学の寺院を創建したのが始まりとされています。その後949年には増賀聖の手で天台宗に改められ、本尊は聖観世音菩薩となりました。

泉龍寺で最大の特徴でもある、非常に珍しい二階建て構造になっている鐘楼門です。鐘の音が遠くまで響き渡るようにこのような構造で設営されたようですね。

本堂を正面から。現在は阿弥陀如来を御本尊としています。戦国時代には小さな観音堂のみになる程寂れてしまいましたが、泉祝和尚がこの地を訪れた際に霊感を受けたことから、修行の場として装いも新たに曹洞宗の寺院としてこの寺を復興させました。更なる転機が訪れるのは1590年の徳川家康の関東入国で、徳川家より石谷貞清が入間村(現在の調布市入間町)の内百五十石と和泉村(現在の狛江市元和泉)の内百石を与えられ、地頭として現在の狛江駅南側に陣屋を構え、下屋敷としました。貞清は中興開山である鉄叟瑞牛和尚に帰依し、寺域の整備に努めたことから中興開基と伝えられています。(泉龍寺HPより)

良弁僧正がこの地で雨乞いをした際に竜神が現れて水が湧き出たとされる弁財天池です。狛江市内の地名である「和泉」もこの池が由来とされており、霊泉として古くから信仰されて来ました。考古学的には縄文時代頃には湧いており、集落も周辺に存在したことが確認されています。この豊富な水源は灌漑用水に使用されていましたが、1972(昭和47)年11月に枯れてしまいました。翌年の1973(昭和48)年に狛江市の史跡第一号に指定され、復元工事が実施され現在は地下水を汲み上げ災害用水となっており、泉龍寺と共に静かに佇んでいます。

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神奈中見たまま撮影

2016年12月01日 | 小田急グループの鉄道・路線バス
前回から一カ月ぶりの更新です。今年も残すところ後ひと月となり、世間ではインフルエンザとノロウイルスが猛威を振るう時期に入ってしまいましたが、筆者は早くも胃腸炎(ノロではない)に罹ってしまい、しばらくダウンしていました(汗)
そんな訳でしばらく更新する気力も持てずにいましたが、休日久しぶりに神奈中の乗りバスを楽しんで来たので、その際に撮影した写真をUPします。
相模原市の新たな交通の結節点として定着した田名バスターミナルで、さ0121号車(KL-MP35JM・2003年式)です。正面に旧社紋を掲げる車両も珍しくなりましたね。
海老名駅に場所を移し、一瞬日デに見せかけた西工ボディの三菱ふそう車や0185号車(PDG-AR820GEN・2008年式)です。そう遠くない将来、西工ボディの車両も珍しがられるようになるんでしょうね。
寒川駅〜海老名駅間実証運行用に専属で充当されている元寒川町コミュニティバスだった三菱ふそう・エアロミディ(KK-ME17DF・2003年式)、狭隘路線向けに開発された小型路線バスですが経年車である為、他事業社では除籍も出ています。正面から見ると、顔が細長いので花巻の路面電車を思い出させます・・・。
おまけに、2015年の神奈中バスコレ販売会の時に撮影した伊勢原名物日野ブルーリボンシティ、旧い81号車(日野KL-HU2PMEK・2002年式)です。同車は今年の春に伊勢原から相模原に移り、さ502号車として北里大学スクールバスを中心に同型車の501号車(元い61)と共に活躍しています。2002年導入なので、今後いつまで活躍出来るのか気になるクルマの一つですね。
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