町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

小田急の懐かしい硬券記念入場券

2016年06月28日 | 鉄道・バス雑記

部屋の中を整理していたら、押入れの奥に眠っていた引き出しから昔買い集めていた小田急の記念入場券が出て来たのでご覧に入れたいと思います。今では考えられませんが、2000年以前の小田急では事ある毎に各駅で硬券入場券を販売していました。この当時は小田急に限らず私鉄各社とも何かの節目や記念行事に合わせて記念切符を販売する事が多く、中には「?」と首を傾げたくなる内容の物もありましたが、既に珍しくなりつつあった硬券を入手できる機会なので当時小学生だった筆者にはなかなか楽しみでもありました。

2000年という節目の年に因んで、当時最新鋭だった2000形の写真をあしらった台紙に1999年大晦日と2000年元日の日付を入れた入場券のセットです(写真左)。この当時世間ではコンピュータの2000年問題で騒がれていた事を思い出しますが、折りしも翌年は明治神宮が鎮座したから80周年を迎え、最寄り駅の参宮橋では臨時きっぷ売り場で右のような通常の硬券と初詣記念入場券の台紙付セットも併せて販売されました。

各駅の窓口で年末年始に発売されていた初詣記念入場券です。干支のイラストと共に背景に入る赤線が特別な感じを出していますが、こちらは特に台紙などは付きませんでした。

狛江市花火大会の開催に合わせて、和泉多摩川駅で大会当日に販売された入場券(写真右)です。この年は何故か20000形が台紙に登場しました。先程の明治神宮鎮座80周年記念のと並べていますが、どちらも台紙はパソコンで出力したのかと思われる簡易的なものでした。

年月日が同じ数字の並びになる日に毎年恒例で販売されて来た記念入場券ですが、2000年(平成12年)12月12日で最後の発行になりました。ロマンスカー3車種と東京都庁、富士山を背景に芦ノ湖を行く箱根海賊船をデザインしたものと、多分2000形のドア(何故にドアを背景にしたのかは謎・・・)をモチーフにしたものがありました。何故筆者の手元に和泉多摩川駅発行ものがあるのか記憶が曖昧ですが、伊豆美神社へ参拝に行ったときに買い求めたものだったかと思います。

 

 

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2016路面電車の日・都電記念イベント開催

2016年06月12日 | 東京都電

毎年恒例の6月10日路面電車の日と前後して開催される都電荒川線の記念イベントですが、今日の展示車両は7000形と、その更新改造車である再デビューを間近に控えた7700形という事で、出勤前に参加して撮影して来ました。

7003号車と並ぶ7700形7701号車。車庫の奥に引っ込んでいるのを見たことはありましたが、間近で見るのは筆者は今日が初めてです。見た目は単なる塗装変更車のようにも見えますが、車内設備の一新や扉幅の拡大、走行機器のVVVFインバーター制御・WN駆動化など見た目以上に改修されています。吊り掛け駆動の旧性能電車が高性能化される例は過去にもありましたが、ここまで手を加えられるのは昨今珍しい事例ですね。

今では古めかしく見える2段窓に落ち着いたカラーと装飾が逆に高級感を醸し出しています、これで屋根上の集電装置がシングルアームではなく菱形だったら尚更嬉しいのですが。

反対側から7003号車。どちらも通電しているので行き先を表示していますが、切れてしまいました。幕と違ってシャッター速度などの調整が必要になるLED表示は写真撮影が苦手な筆者にとっては厄介です・・・。

車庫内も公開されましたが、この日は非冷房・ワンマン時代のカラーを再現した7022号車が取り込まれていました。7700形に生まれ変わった後は緑・赤・青の三色になるとの事ですが、可能ならリバイバルカラーの7001号車とこの7022号車は色だけこのままにして欲しいですね。

会場では記念乗車券が販売されていたので、2セット購入したら各種ヘッドマークのステッカーがプレゼントされました。プラスチックのケースに収めているところが特別な感じでいいですね。

おまけに、車両撮影会場の左に目をやったら6086号車と花100形が建物の隙間から見えました。こっちもまた何時か晴れ姿を拝みたいですね(この2両が姿を見せたら今日を遥かに凌ぐ大変な人出になりそうですが・・・)

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久留里線

2016年06月01日 | JR東日本

遅くまで残存していたキハ30やキハ38といった国鉄型気動車が引退して以来、殆ど乗る機会が無くなってしまった久留里線ですが、用事で木更津へ行った際に時間が出来たので往復して来ました。

久留里線の終点、上総亀山駅で折り返しを待つキハE130系。首都圏近郊を対象にしたフリー乗車券のホリデー・パスが休日おでかけパスに改められた際に久留里線もフリーエリアに加わりましたが、全区間を走る列車が減便されてしまい訪問しにくくなってしまいました。

車内設備は水郡線向けの同系をロングシートに変更の上トイレ設備を省略したものですが、背の高い仕切りに横長の座席は東京都心の通勤電車と大して変わらないですね。

新系列車の仲間ではありますが、運賃表示機が次駅も表示することと地方の閑散路線向けなのでLED表示は設置されず、紙の路線図を掲出しています。警戒色を兼ねて内側・外側共に扉を黄色で仕上げていますが、ステンレス仕上げより華やかでいい感じですね。

おまけに、西船橋駅の武蔵野線のホームに行くと、臨時快速の折り返し回送列車で引き上げる途中のE231系近郊型が停車していました。東京圏では見慣れたE231系も武蔵野線・京葉線のホームに停車しているのは新鮮な印象です。

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