町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

支線から本線増結用まで。多彩な運用の京王7000系2両編成

2017年06月17日 | 京王電鉄(電車・バス)

車体の構造を変えながら増備が続いたステンレス車7000系にも、6000系と同様に増結用の2両編成が1994年から登場しラッシュ時を中心に8両編成と連結した10両編成が見られるようになりました。

7000系同士の他に、6000系亡き後は写真のように9000系8両編成の増結にも用いられるようになった2両編成。必ず新宿寄りに連結される為、上り列車では制御電動車が先頭に立ちます。

2両編成の内、7421F・7422Fは競馬場線で運用する為ワンマン対応改造が施工され、下り方のクハ7870にもスカートが設置されました。同線は路線名の通り、東京競馬場へのアクセスを目的にしている為、大手私鉄の路線で複線区間ながら平日は1キロにも満たない短距離を2両編成のワンマン電車が終日往復するのみとなっている珍しい特徴を持っています。ワンマン運転は1999年より開始され、それまでは6000系が運用されていましたが2011年からはこの7421Fと7422F(写真)がヘッドマークを掲出して充当されます。

9000系と連結しているシーン。ワンマン非対応の7423F〜7425Fは純粋な増結用の為、単独で運用されることは無く下り方のクハは必ず中間に入ることからスカートは現在も設置されていません。

閑散時間帯なので、2両編成が貸切状態でした。2007年以降に更新改造を受けた編成は大型袖仕切りと手すりの新設、更にドア付近の滑り止めを黄色に変更するなどで前回の初期更新組と比較するとイメージが変化しています。

 

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小田急1000形の分割8両

2017年06月15日 | 小田急電鉄

先の投資計画で、3000形8両編成を10両編成化する為の増結用中間車増備が発表されましたが、改造工事の入場を控えてか今まで減少していた1000形4両編成2本を連結した通称“ブツ8”運用が増加しています。小田原線の新宿~本厚木間ではかつて当然のように見られた編成ですが、固定編成化が進行した現在では珍しい存在になりつつある上、リニューアル工事も進行していることから未更新車両の運用を撮影するなら今が旬といったところでしょうか。本日は多摩線内の折り返し運用にも1054F+1062Fが運用されていたようですが、以前撮影した画像の中に1055Fを先頭にした8両が見つかったのでアップします。

普段ならほぼ3000形が入る中、珍しくも多摩線各駅停車に充当中の1055F以下8両。後部の4両の車番は忘失してしまいました・・・。更新改造を受けてからも4両編成は両側の先頭車に自動分併装置を設置しているので、今後もこうした8両は見られると思われます。写真の1055Fは更新を受ける時は1255Fと10両固定編成化でしょうね。

先頭車両同士の連結部分。今は10両編成の為の純粋な増結用になった8000形4両編成もこのような姿で各駅停車・準急の運用に就く姿が見られました。

車内設備は以前撮影した6両編成と何も変わらず。しかし、かつての千代田線直通対応車に見られた乗務員室扉の非常時の取り扱いを記したアクリルプレートが撤去され、室内に残る貫通路の構成仕切がかつて地下鉄に入線していた事を物語っています。

今なら当然のようにLED表示、またはLCDが設置されている鴨居部分には紙の広告が。90周年の広告は既に設備投資計画の告知に交換されていました。

 

 

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東急世田谷線の玉電110周年記念ラッピング車

2017年06月13日 | 東京急行電鉄

今更な感がある話題ですが、東急世田谷線の前身である玉川電気鉄道の路線が開通してから110周年の節目を記念して4月10日より、開通当時の木造車をイメージしたラッピングを300系305Fに施し運用しています。自宅から直ぐの距離にも関わらず実車を見ないままでいましたが、昨日久しぶりに世田谷線散策きっぷを使用しての乗り歩きも兼ねて撮影して来ました。

雑誌などでも度々登場する、電車の方が一旦停車する踏切として有名な若林踏切にて。実車を見ると大変良く似合っており、期間限定にするには惜しいと感じます。10編成全てが異なる装いの300系ですが、こんなレトロ調の編成が走るのも良いですね。

もうすっかり御馴染みの玉電デハ200形塗装の301F。基本的に動きの少ない世田谷線の車両ですが、客用ドアの交換や車内の座席モケット、車内放送更新など小改造でその姿は変化しています。

今回使用した世田谷線散策きっぷです。発売当初の図柄は300系と三軒茶屋のキャロットタワーが描かれており、大人券・小児券ともに同一デザインでしたが現在は写真のように大人は玉電時代の旧型車3形式、子供は玉電デハ200と離合する300系になっています。

小児券のイラストはもしもデハ200が現在の世田谷線で活躍していたら、という夢のあるデザインですが、これを見る度に博物館入りしているデハ200と300系が並んだら・・・と想像が膨らみます。

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元相鉄のSMOKING BUS

2017年06月11日 | 保存車両・廃車体・特殊車両

度々各地のイベント会場で目撃情報が上がっていたSUMOKING BUSが秋葉原UDX前に来ていたので撮影して来ました。見ての通り、車種は三菱ふそう・エアロスターのワンステップ車なのですが、元事業者の痕跡は無いか探って見たところ、相鉄バスで活躍していたKL-MP35JM(多分2003年式?)のようですね。

 車体は側面・リア部分の窓も含めて紺色でラッピングされており、異様な雰囲気を放っています。移動喫煙所として、喫煙具や煙草の新製品のプロモーションで活躍しているらしく車内設備は最後部の座席以外全て撤去され、灰皿の付いたカウンターや換気扇などが設置されています。残念ながら車内の写真撮影はNGとのことでした。

非公式側も徹底してラッピングされており、側面窓部分は車内から外が見える特殊フィルムかと思いきや通常のフィルムを使用している為、外を見る事は全く出来なくなっていました。休憩所として使用される特性上、これで問題ないようです。

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黄色い京王9000系・デヤ901とデヤ902

2017年06月07日 | 京王電鉄(電車・バス)

昨日6月6日と本日7日、京王線の全線でクヤ900による検側が実施されました。検測については全く知らなかったのですが、動物園線に向かうデヤ・クヤの編成を目撃したため、「Aダイヤの検側なら明日も実施のはず・・・」と思い用事を済ませた後に京王線に向かうと、駅で停車中の姿を捕らえる事が出来ました。

京王八王子方のデヤ902を先頭とする検測編成。警戒も兼ねた黄色い正面は実際に見るとインパクトがあり、遠くからでも非常に目立ちます。基本的には9000系ベースですが、1両単位でも走行出来るようにVVVF制御装置が変更され7000系に近い磁励音を発するようになりました。事業用電車でありながら片側4ドアを備えていますが、何故初期車両と同じ化粧板付の角ばった窓のドアを採用しているのか謎です・・・。

高幡不動駅で動物園線区間列車の7000系とツーショット。本当は走行中の写真を撮影したかったのですが、こんな日にいつも使用しているレンズが破損してしまい、やむなくコンデジで停車中の姿を撮るだけになってしまった事が悔やまれます。次回の検側の際(多分8月頃か?)は是非リベンジしたいですね。

 

 

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