町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

南武線205系、インドネシア譲渡決定

2015年04月21日 | JR東日本

JR東日本がKCJへの支援を表明して以来、既に決定事項だった南武線の205系譲渡ですが、この度JRの公式サイト上で正式に発表になりました。先の埼京線・横浜線と併せて彼の地では300両を超える大所帯になるわけですが、これ程の大量譲渡が現実になろうとは正直未だ実感が沸きません。http://www.jreast.co.jp/press/2015/20150409.pdf

南武線は6両編成ですが、今や10両・8両が主力になったJABODETABEKでそのまま使用されるとは考えにくく、到着後にどんな組成になるか目が離せない展開になりそうです。また南武線組の運用が始まった後の在来車両の動向も気にかかるところ。

今年は取り合えず120両の譲渡が無事に決定しましたが、2016年以降の車両の調達をKCJ側がどうするつもりでいるのかが非常に気になります。現地では営団車・東急車を205系の導入と引き換えに廃車にしてしまっているので来年以降やってくる空前の車両不足をどう解決する気でいるのか・・・。

変わり映えしない画像ばかりで申し訳ありませんが、おまけにナハ36編成を。今の所は比較的稼動している姿が目に出来ますが、約半数はE233系に入れ替わっているので撮影を行うなら今月から6~7月あたりまでが最後のチャンスになるでしょうか。

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少数派になってしまったE127系

2015年04月17日 | JR東日本

多忙につき更新がまた滞ってしまい恐縮です。先週は青春18きっぷの使い残しを消化するために関西地方へ遠征しておりましたが、その時にたまたま撮影したE127系電車の写真を上げたいと思います。

新潟・長野地区で普通列車に運用されていた165系・169系急行型電車の置き換えを目的に登場したE127系、未だに新型車のイメージが強いのですが、気付けば今年で20年選手に。北陸新幹線が開業し、信越本線から移管されたえちごトキめき鉄道への譲渡が発表されるまでは新潟近郊路線の主力車両でしたが、現在は2両編成2本のみが残り、早朝から深夜帯を除いては弥彦線の専用車として吉田から弥彦間のみのピストン運用に充当されるのみになってしまいました。

この形式、JR東日本の電車では非常に珍しい東洋電機製VVVFインバーター制御装置を搭載しており起動・停止時に私鉄の電車を思わせる磁励音を奏でるのが最大の特徴で、高速走行時に高音を発するMT71型主電動機のサウンドと共に筆者の好きな車両の一つです。

長野地区用の100番台。東北地区用の交流電車701系に準じた直線的な正面に変更されました、窓割りも同系と同じ構造に改められています。こちらは大糸線の専用車のような位置づけでしたが、後に中央本線・篠ノ井線にも姿を見せるようになりました。現在は123系の引退に伴い中央本線の辰野支線でワンマン列車に充当されることが多くなっています。

新潟・長野地区共に、登場当初は普通列車の主力だった115系が置き換えの対象外だった為JR車にしては少数の増備に終わり、地味な運用に甘んじることになってしまったのは少々残念なものがありますね。

コメント (2)
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