町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

年末のご挨拶

2014年12月31日 | 鉄道・バス雑記

今年2014年も、残すところわずか数時間となってしまいました。自分の身の回りや鉄道関連の話題でも色々あったなぁ・・・、とこの1年の出来事を思い出しつつPCに向かっています。周りの影響もあり、今年11月から開設した本ブログですが内容の薄い駄文の垂れ流しにも関わらず900人近い方に訪問して頂き自分でも驚きを隠せません(汗)訪問して下さった皆様、またこの記事を閲覧している皆様にこの場で心より御礼申し上げます。

本年最後の更新は、開業100周年を迎えて良くも悪くも(笑)世間を賑わせた東京駅赤レンガ駅舎の画像で締めくくりとします。皆様、良い御年をお迎え下さい。

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ディズニーリゾートライン・クリスマスライナー2014

2014年12月25日 | モノレール・新交通システム

舞浜駅で京葉線の撮影後は、毎年恒例のクリスマスライナーを運行しているディズニーリゾートラインもついでに撮影して来ました。11月7日から今日までの実施だったので乗車された方も多いことと思います。

東京ディズニーシー・ステーション駅の降車ホーム先端にて。意外と駅撮りが難しいディズニーリゾートラインの中で、この場所は進入して来る列車を綺麗に収められます。イベント時の特別装飾は大抵この緑の第4編成が充当されることが多いようですね。ディズニーリゾートラインでは鉄道会社で一般的な「000系」「000形」などの呼称は無く、リゾートライナーの名称で呼ばれ編成の識別は車内の貫通路上に表示された二桁の番号で行われています。製造は跨座式モノレールではトップのシェアを占める日立製作所で、VVVFインバーター制御の6両編成(4M2T)を組み5編成が在籍しています。

2001年7月に開通したこのディズニーリゾートラインはオリエンタルランドの子会社である舞浜リゾートライン株式会社により運営されている日本跨座式モノレール路線で、全線が単線の環状線で反時計回りに進む一方通行の列車のみが運転されています。ミッキーマウスを象った独特の窓を持つ大胆なデザインの車両のスタイルや施設間の移動を目的としている点からアトラクションの一種のように見えますが、JRや民鉄などと同様に鉄道事業法が適用され、保安装置にATCを備えているなど歴とした鉄道路線として扱われています。写真でもわかるように、運転士(呼称はドライバーキャスト)は通常は乗務せずATOによる自動運転を行いますが後部の車両にはドア扱いなどを行う車掌(ガイドキャスト)が乗務しており、既存のATO導入路線とは逆の形態になっている点も大きな特徴です。尚、車両の重要部検査は京成電鉄に委託されており宗吾車両基地で受ける為、検査の時期が来るとはるばる宗吾参道までトレーラーで深夜帯に陸送されます。

車内の様子。モノレールでは標準的なロングシートですが、中央部がラウンドした独特の座席で応接間のような雰囲気を出しています。今年もかなり派手に装飾されていますが、注目すべきはミッキーマウスをモチーフにした吊り手です。6両編成で236個備えられているとのことですが、全てにサンタ帽が被せられていました。凄い気合の入れ様ですね~・・・。

扉もしっかりラッピングされていました。ごく一般的な1.3メートルの両開き扉で鴨居部にはLED表示器を備えており、開閉時にはドアチャイム(多摩都市モノレールやJR東海313系などと同じ音色)も鳴動します。この部分は唯一通勤電車らしさを感じるところですね。

終わりに今期のフリーきっぷ。図柄が違う3枚を集めると非売品のピンバッジを貰えるんですが、3枚ともに日付も異なっていなければならないので集めようとすると結構大変なんですよねぇ、これ・・・。来年3月31日までの発売なので収集している方はお早めにどうぞ~。

 
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夢の国への玄関口・舞浜駅での京葉線撮影

2014年12月24日 | JR線

埼京線・横浜線へのE233系投入が完了し、気付けば首都圏の通勤型はE233系一族で埋め尽くされそうな勢いですが、怒涛の新車攻勢に曝されながらも未だに205系が主力車両として活躍する武蔵野線。現在のところは置き換えの計画なども特に発表されず、今しばらく現状を維持することと思いますが山手線に導入予定のE235系が本格的に量産体制に入れば他線区(一番有力視されているのは中央総武緩行線のE231・209系500番台ですが・・・)からの転入車か何かであっさりと置き換えられてしまうことが予想されます。そんな訳で、今の所見向きもされていませんが恐らく首都圏主要線区では最後になるであろう205系5000番台を知人を東京ディズニーランドへ送った際に舞浜駅でちょっと撮影してみました。

武蔵野線は京葉線との直通運転を行っており、西船橋~東京間では日中約20分毎にその姿を見ることができます。ホーム先端へ行き、何の編成が来るかな・・・?とカメラを構えていると、やって来たのはM30編成でした。武蔵野線の205系は最近行先表示幕の劣化で三色LEDに換装され始めたのですが、この編成もそのひとつです。私のような撮影下手な人間にはちょっと厄介・・・(汗)

編成や前面形状など幾つかのバリエーションがある中で、この編成は武蔵野線では最多数派を占める山手線からの転入車です。2002年から投入されたE231系500番台に置き換えられてこの武蔵野線に転属して来たのですが、転属に当たっては電動車の数に余裕が無い為京葉線に存在する急勾配に4M4T組成で対応するため電動車をVVVFインバーター制御方式に改造し、新たに5000番台に区分(付随車はそのまま)されました。この改造で搭載されたVVVF制御装置はJR東日本では非常に珍しく東洋電機が製造したもので、2代目京成3000形や京急2100形の機器更新車で聞かれる磁励音を発するのが特徴になっています。東京を代表する環状線の山手線から、その東京圏の外環状線の一部である武蔵野線・京葉線で活躍することになったのは何かの運命でしょうか・・・。

レンズの調整をうっかり忘れてしまい、おかしな構図になってしまいましたがM36編成。拡大されたドア窓に原型の正面スタイルを踏襲した後期車に分類されるJR東日本オリジナルタイプの205系のひとつで、この編成の他に大窓・原型前面はM1・M2編成が存在します。

M36編成は、他の5000番台とは異なり非常に複雑な経歴を持っていることで知られています。もともとこの編成は南武線用に6両編成で落成し、中原電車区に配置されていました。ところが1993年に中央総武緩行線に列車増発で転属することになり、209系に置き換えられて捻出された京浜東北線の編成から捻出された中間車を組み込んで10両編成を組みミツ14編成を名乗っていました。2002年にE231系0番台の投入が同線に進むと京葉線に再び転属しケヨ21編成となりました。この当時、京葉線の205系は丸みを持たせた白いマスクのモデルチェンジ車のみの在籍だったため、唯一の原型正面の編成として異彩を放つ存在でした。その後京葉線で他の205系に混じり運用されるも、2007年に再び転機が訪れます。同年に川越線で踏切事故が発生してしまい川越車両センターの205系の電動車ユニットが使用不能になったため、当該編成に電動車を1組提供し休車になってしまいました。約1年半が過ぎた頃、2008年9月に長野総合車両センターでVVVFインバーター制御化改造を受けて新たに武蔵野線用とされ編成番号は在来編成からの続番であるM36編成となり現在に至ります。

このM36編成の運用開始に伴い、代わりにVVVF化改造を受けていないM66編成が横浜線の増発用に転出していきました。この複雑な経歴と共に、武蔵野線では少数派の大窓+原型正面ということから密かに注目を集めています。何れの編成も時代の流れに従い、新型車に主力の座を明け渡して武蔵野線・京葉線で運用されることになったわけですが今や首都圏の重要路線に成長した近代路線で長編成を組み東京都心へ毎日乗り入れ、また日本を代表する巨大テーマパークへのアクセスという重責を担っているのは、これ以上にない幸せな環境といえるかも知れません。

京葉線では「さざなみ」「わかしお」で運用される255系、JR東日本の特急形電車では初のVVVFインバーター制御車になった同系ですが気付けば今年で21年目を迎えてしまいました。209系910番台の制御装置をベースにしている為、東芝製のGTO-VVVF制御装置を搭載しています。余り関東地方では聞き慣れない磁励音を奏でるこの255系は私のお気に入りですが、経年を考えると後継車の話も聞こえてきそうで今後が気になるところです。

おまけに現代の京葉線の主力、E233系。在来形式を瞬く間に一掃しあっという間に主力車になりました。首都圏の通勤路線であるにも関わらず、他線からの転入車ばかりだった頃「なんで新車が入らないんだ・・・」とやきもきしていましたが、E233系投入が発表された時は物凄く嬉しかったことを思い出します。

最後に舞浜駅らしいカットを一つ、走り去るE233系と東京ディズニーリゾートの正面ゲートにホテル群です。一応、葛西臨海公園の観覧車も入っているのですが、この写真では架線が架かっているので分からないですねw 何となくこの光景を見て名残惜しさを感じるのは決して私だけではありますまい。

明日はクリスマスライナーが運行されたディズニーリゾートラインの記事をお届けいたします。

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祝・南武線の快速、運転区間延長と増発!

2014年12月19日 | 鉄道・バス雑記

既にJR東日本より来る2015年3月15日のダイヤ改正が発表され話題になっていますが、八王子支社からのリリースで、いよいよ2011年から復活した快速列車の運転区間が全線に拡大される旨発表になりました。設定当初の停車駅は川崎から鹿島田・武蔵小杉・武蔵中原・武蔵新城・武蔵溝ノ口・登戸と登戸から先の各駅で、東日本大震災の影響から実際には同年4月9日まで運転休止を強いられる多難なスタートでした。その後本年3月の改正で快速区間を稲城長沼まで延長し、同時に中野島・矢野口の両駅を通過することになり登戸始発だった上りの各駅停車が稲城長沼始発に改められ現在に至ります。

今回の改正では全区間への延長に伴い、稲城長沼より先の区間は府中本町・分倍河原のみに停車しそれ以外の各駅は通過になる他、1時間当たり2本で概ね30分毎の運転から土日祝日に限り1時間3本体制に増発になるなど、かなり大掛かりな改正となりました。

南武線の快速列車は旧国鉄時代、こげ茶色の車体の旧性能電車ばかりだった頃の1969年から中央線快速用の101系電車を借りて運転されていたことがあり当時は川崎から登戸間で日中概ね1時間毎の運転でした。この頃は東急線との乗換駅だった武蔵小杉・武蔵溝ノ口の両駅のみに停車し各駅停車より約10分程所要時間を短くしていましたが、この運転形態は列車の間隔が空いてしまうため不評を呼び新性能電車101系への置き換えを完了した1978年10月1日に各駅停車の速度向上を理由に廃止され、以来各駅停車のみのダイヤで運行されて来ました。

その後民営化され、沿線開発が進むと快速運転の復活を望む声も見られるようになり神奈川県知事らが度々要望するも公式には回答も無い状態が続いていましたが、2010年9月に南武線への快速列車新設が発表され実に32年ぶりの復活になりました。当初の区間は川崎~登戸間でしたが、線路改良工事が進行すれば何れ全線に拡大も・・・と囁かれてはいましたが、今回のダイヤ改正で晴れて実現したことになります。

また、来年は長期に渡り同線で主力を務めた205系・209系電車が全編成E233系8000番台に置き換えを完了する年でもあり一つの大きな節目になりますが、かつては都心で酷使された旧型電車が最後の活躍を見せる路線として「通勤電車の墓場」とまで呼ばれた時代を思えばあまりの変貌を遂げたことに感慨深いものを抱く方も多いのではないでしょうか。私も南武線ユーザーの一人として、今後の発展を見守ると共に撤退を間近に控えた205系・209系の記録も悔いの残らないように行って行きたいと思います。

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風前の灯になりつつある立川バスの7E

2014年12月17日 | 小田急グループの鉄道・路線バス

立川バスといえば東京都内でも見ることが珍しくなった富士重工7Eボディーのツーステップ車(いすゞKC-LV380L)が活躍していることで知られていますが、既に定期運用から外れる車両も現れるなど、いよいよ引退に向けてのカウントダウンが始まった感があります。それでも、2010年代半ばに差し掛かる現在でも車籍を有し未だにその姿を見ることが出来るのは驚異的と言えるでしょう。

実は本日、もしや国21で稼動していないか?と淡い期待を抱きつつ国立駅北口へ行ってみたのですが残念ながらノンステップ・ワンステップのエアロスターばかりでした。その代わり、というわけでもないですが以前撮影した画像をアップしたいと思います。

弁天通り折返場で、2009年夏の撮影です。この頃はまだ相当数が在籍しており他社の7Eボディー車が次々廃車になって行く中で国立駅北口は中型車以外、来る車両が皆この型式ばかりになることもあり、正に最後の牙城といった感がありました。ちなみに、この写真の7Eは上水営業所から曙営業所に移り2014年11月現在A703号車として未だに在籍しています。

ファン感謝イベントで晴れ姿を披露したH715号車。この車両は拝島営業所に配置された7Eの中では最後の1台で、残存する車両が小田急グループマテリアルズ共通の青系モケットに交換される中でオリジナルの座席モケット(無地の濃紺)を維持し、比較的原型に近いスタイルだったことから人気を集めました。同車は立川バスを引退後に新潟県の中越地方に路線を展開する越後交通に引き取られ、長岡市や柏崎市の路線を中心に活躍しているとのことです。

今やノンステップバスにも除籍される車両が出る中で、これ程息の長い活躍を見せるのは上水営業所が受け持つ国21系統(国立駅北口~高木町~けやき台団地)の特殊な環境によるものでした。この系統は短距離ながら、途中の稲荷神社より急な上り坂が存在し高木町付近では誘導員が常駐する狭隘区間が通るなど特色のある路線で、朝夕の混雑が激しいことから低床車導入後も詰め込みの利くツーステップ車を優先的に充当してきた経緯があり、比較的経年の新しいいすゞKC-LV380Lに延命措置を施し引き続き運用することになりました。その為か、7Eの除籍が進んだ現在国21にはワンステップ車が多く入る傾向が見られます。ところで、7Eといえば、同じ多摩地区の関東バスに日産ディーゼルの3扉車B3008号車(こちらは更に古いU-規制車ですが・・・)が未だ生き残り最後の活躍を見せていますが、どちらが長く生き残るのか見ものですね。

※おまけ

ファン感謝イベントで、リラックマバスを筆頭に江ノ電えのん君、小田急バスのきゅん太ラッピング車らがゲスト参加し最初で最後の顔合わせシーンになりました。一番奥に見えるのがH715号車です。

 

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