まずは日産。
カーメーカーとして唯一の出展。カーウイングスとSKYプロジェクトを中心とした紹介となっていた。
カーウイングスはつい最近WILCOMの定額通信を導入したばかりだが、果たしてどれだけの需要があるのだろうか。ホンダはインターナビで既にWILCOMを導入し、トヨタのG-BOOKも車載通信器DCMを展開しているが、あまりパッとした話は聞かない。
SKYプロジェクト(KとYが神奈川・横浜だというのは初めて知った)では、GPSケータイと連携した人車間通信による事故防止をアピールしていた。
この内容はNTTDOCOMOのブースでも紹介されていた。
これは、「見通しの悪い交差点でケータイのGPS機能を使い接近情報をサーバ経由で接近する車両のナビ画面に表示し、事前に伝えることで事故の発生を防ぐ」というもの。
わが国では交通事故死の1/3を歩行者、自転車がしめており、特に見通しの悪い交差点での事故が問題だ、としている。
歩行者、自転車の事故低減がわが国の交通事故死削減のキーであることは、まったく否定のしようがない事実だ。
しかし、この仕組みが本当に成立するのだろうか。
まず、対応するGPSケータイを保有している歩行者しか感知出来ない。法律などで100%携帯義務付けなどが出来るなら別だが、特定の個人だけを守る仕組みってのは成立しないように思う。
また、GPSケータイと車のナビに付属する通信機器はどちらもネットワークに常時接続していなければならない。将来はともかく、少なくとも今時点ではまったく現実的ではない。
さらに、仮にある程度普及したとすると、機器の故障や障害が重大な事故を全国同時多発的に引き起こす可能性がある。システム障害は致命的だ。
少なくとも、このサーバー管理者だけはやりたくない。
そもそも、交差点での人車接触防止を携帯通信でサーバー経由でやる、ということに無理があるように思えてしかたがない。
センサー技術で交差点に警告システムを作るほうが余程現実的だろう。
それ以前に、見通しの悪い交差点があるような住宅地域を飛び出しに対応できない速度で走行することが間違っているのだ。
25キロ以下なら致命的な障害を与える確率は極めて小さくなる。
私はこっちの規制が先だと思っている。
カーメーカーとして唯一の出展。カーウイングスとSKYプロジェクトを中心とした紹介となっていた。
カーウイングスはつい最近WILCOMの定額通信を導入したばかりだが、果たしてどれだけの需要があるのだろうか。ホンダはインターナビで既にWILCOMを導入し、トヨタのG-BOOKも車載通信器DCMを展開しているが、あまりパッとした話は聞かない。
SKYプロジェクト(KとYが神奈川・横浜だというのは初めて知った)では、GPSケータイと連携した人車間通信による事故防止をアピールしていた。
この内容はNTTDOCOMOのブースでも紹介されていた。
これは、「見通しの悪い交差点でケータイのGPS機能を使い接近情報をサーバ経由で接近する車両のナビ画面に表示し、事前に伝えることで事故の発生を防ぐ」というもの。
わが国では交通事故死の1/3を歩行者、自転車がしめており、特に見通しの悪い交差点での事故が問題だ、としている。
歩行者、自転車の事故低減がわが国の交通事故死削減のキーであることは、まったく否定のしようがない事実だ。
しかし、この仕組みが本当に成立するのだろうか。
まず、対応するGPSケータイを保有している歩行者しか感知出来ない。法律などで100%携帯義務付けなどが出来るなら別だが、特定の個人だけを守る仕組みってのは成立しないように思う。
また、GPSケータイと車のナビに付属する通信機器はどちらもネットワークに常時接続していなければならない。将来はともかく、少なくとも今時点ではまったく現実的ではない。
さらに、仮にある程度普及したとすると、機器の故障や障害が重大な事故を全国同時多発的に引き起こす可能性がある。システム障害は致命的だ。
少なくとも、このサーバー管理者だけはやりたくない。
そもそも、交差点での人車接触防止を携帯通信でサーバー経由でやる、ということに無理があるように思えてしかたがない。
センサー技術で交差点に警告システムを作るほうが余程現実的だろう。
それ以前に、見通しの悪い交差点があるような住宅地域を飛び出しに対応できない速度で走行することが間違っているのだ。
25キロ以下なら致命的な障害を与える確率は極めて小さくなる。
私はこっちの規制が先だと思っている。