ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

若者と環境性能

2007年10月29日 | 雑記
東京モーターショーの入場者がどの程度となるのか、興味深い。
国内市場は冷え切り、若者は車に興味を持っていないという悪条件のなか、前回なみ(150万人)を目標にしているそうだが、最初の週末の結果は約20万人ということで、これは前年並み、もしくは若干良い数字らしい。

しかし、今回一般公開早々に駆けつけた人のなかには、日産GT-Rが目当てというコアな人が結構いるはずで、この入場者がどこまで続くかがポイントだろう。
きっと伸び悩むと思うのだが。

若者が顕著に車離れを起こしたのはここ5-6年というところだろうか。
結果として、今の10代、20代は総じてあまり車に興味を持っていない。

車に興味があろうがなかろうが、家庭をもって子供が出来ると車が必要になる。
ただし、車に興味を失った若者はまだそのライフステージに到達していないだろう。
特に晩婚、少子化が進んでおり、子供を持つのは30歳を過ぎてからというケースが多そうだ。

そのときに彼らがどんな車を選ぶのか。

子供の頃から環境問題が空気のように存在し、繰り返しその教育をうけている彼らの選択に「環境性能」はかなりのウェイトを占めることになると思う。